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「1917 命をかけた伝令」、ワンシチュエーションに見える戦場映画!

2020-02-28 17:37:15 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆☆★ (劇場鑑賞)

イギリス・アメリカ合作

アカデミー賞では、惜しくも作品賞は逃したが、技術賞は当然の結果。

舞台は1917年、西部戦線。ドイツ軍とイギリス軍が対峙していた。

英軍の後方部隊は航空写真により、前線から撤退したと思われたドイツ軍が大規模な砲兵隊で待ち構えていることを知る。最前線の1600人の友軍に、突撃予定の翌朝までに作戦中止を伝えなければ全滅してしまう。通信手段が絶たれた状況で、地図を読むのが得意なブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)と、たまたまブレイクに選ばれたスコフィールド(ジョージ・マッケイ)が、伝令の任務を命じられる。

そして始まる敵前突破。

その様を、伝令に連れ添ってカメラは動く。

数々のエピソード。

まさに、敵中突破。

途中暗転があったりして、切り替えられているとはわかるものの、見ている方からすれば、連続している。

そして走る走る、まさにロードムービーだ。

直接的な敵との遭遇はわずかだが、緊張感は途絶えない。

決してハッピーエンドではなく、戦のむなしさを訴える。

圧巻の戦場映画だ。

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