おすすめ度 ☆☆★
長崎に縁のある方 ☆☆☆
兄弟が幼いころに突然姿を消した父を長崎の町で必死に捜し歩く姿を描いたヒューマンドラマ。
長崎県出身の監督横尾初喜が、自らの体験を描いたご当地映画。
井浦新と大橋彰(芸人アキラ100%)が弟兄を演じる。
幼いころ、きっと迎えに来るといって、別れた父。
兄が、町で父を見かけたと言い、二人で父親捜しを始める。
父には、女がいたという情報。
母が脳腫瘍で亡くなり、その葬儀の席に、その女が現れ、父の失踪理由と居所がわかります。
そして、父との再会。
最後は涙なくしては見られません。
ちょっと、物語の展開についていけないところがあるが、父を慕う子供の心情がよく描かれている。
「琥珀色の恋しき日々は胸の中」と歌う主題歌「こはく」は、Laika Came Back(車谷浩司)が本作のために書き下ろした曲。