ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「嵐電」、京都の電車をめぐる三つの恋物語!

2020-02-15 17:02:26 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

嵐電好き、撮影所好き ☆☆☆★

京都生まれの私にとっては、懐かしの映画なのだが。

キネマ旬報ベストテン第9位。

びっくり、それほど良い評判ではなかった。

それもそのはず、この映画、憑依映画なのだ。

嵐電に妖怪列車が走る。

ただ、後半、嵐電の古い映像が流れる。

まさに、懐かしの8ミリ映像。

3組の恋愛が描かれるが、いずれも、ありきたりでない。

実はこの映画、京都造形芸術大学映画学科の作品なのだ。

映画発祥の地であるだけに、いろんなしがらみが見受けられる。

監督は、大学の准教授鈴木卓嗣。

学校関係者がたくさん絡んでいる。

それにしても、この雰囲気感、嫌いな人は受け付けない。好きな人は、はまり込む。

要は、好事家好みの映画。

嵐電の各駅の風景。喫茶店であったり、民家であったり。

夜の景色が多い。まさに妖怪向け。狐とタヌキ。

 

 

コメント
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