ひろの映画見たまま

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「海辺の映画館 キネマの玉手箱」、大林宜彦の遺作!

2021-04-06 17:12:37 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

PG12 12歳以上の子供にも見てほしい映画

キネマ旬報ベストテン、2位、映画監督賞受賞

監督の大林は、劇場公開前に他界。遺作となった。

尾道の海辺にある映画館「瀬戸内キネマ」が閉館を迎えた。最終日のオールナイト興行「日本の戦争映画大特集」を見ていた3人の若者は、突如として劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープする。

戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島とまさに戦争映画だ。

ただこの映画、すべてカリカチュアされた戦争映画で、時代や場所が縦横に変化する。まさに万華鏡のような展開。

尾道で育った大林、今回も尾道の映画館が舞台。

昔の戦争を描くときは白黒。

原爆投下時の広島では、さくら組というバレー団を登場させている。

映画一筋で生き抜いた大林のまさに集大成。

3時間の長尺に付き合わされる。

中原中也のセリフが挿入される。

 

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