ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」、サンフランシスコが舞台!

2021-04-07 16:39:02 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

PG12

サンダンス映画祭の監督賞、審査員特別賞を受賞。

冒頭、ローラースケーターで、街を散策するシーンが秀逸。まさに、現代のロス。

かつての庶民の街が、そのまま高級住宅街と化し、高価過ぎて空き家と化しているストリート。今まさに進行している、そんな現実を反映した現代のアメリカンニューシネマ。

ジミー(ジミー・フェイルズ)は、そんなサンフランシスコの高度成長の歴史に居場所を奪われた黒人青年。税金が払えなくなった父のせいで祖父が建てたビクトリア様式の美しい家を追われ、家庭を失い、コミュニティも失った。今の彼は、環境汚染地区で暮らす親友モント(ジョナサン・メジャース)の家に居候している。いわば都会の難民だ。

1946年に祖父が建てたとされる美しい自宅を取り戻すべく親友のモントと協力して奔走する主人公の姿を描いた人間ドラマ。

コメント
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