おすすめ度 ☆☆☆★
原作は、西森博之の人気漫画。
先に、2018年にテレビドラマ化されて人気を博した。
いわゆる学ランもの。
原作でも人気の高いエピソード「北根壊(ほくねい)編」が描かれる。
1980年代の軟葉高校。転校を機につっぱりデビューした2年生の三橋貴志と同じ日に転校してきたトゲトゲ頭の伊藤真司は、コンビを組んで次々とやってくる強敵を返り討ちにしていく毎日を送っていた。
良い不良の高校生が、悪い不良の高校生をやっつけるアクションコメディ。
女子が案外強いのが面白い。
福田雄一監督なので、まあそこそこみられる。
コメディ調も堅調。
警察や学校、家庭も出てくるが、基本高校生グループの争い。
うまく、物語を膨らましているので、終わりまで安定してみていられる。
賀来賢人と伊藤健太郎のふたりの役がメインなのだが、むしろ群像劇。中では柳楽が印象に残る。
一応ヒットした作品だが、何とも、古い作風だ。