おすすめ度 ☆☆☆
PG12
アメリカ・インディ映画界期待の新鋭ジム・カミングスが監督・脚本・編集・音楽・主演の一人5役を務め、人生の曲がり角で負のスパイラルから抜け出せなくなった中年警官を主人公に、真面目に取り組むほどに空回りしていくままならない日々を、ほろ苦くも心温まるタッチで描いたオフビート・コメディ。
まあ、切れまくると、とどまるところを知らない警官。まあ、こんな男が警官になるというそもそも論だが。
母親の葬儀で、カセットテープが壊れ、ブルース・スプリングスティーンの「涙のサンダーロード」に合わせて踊ろうとするが、無音でダンス。
その画像が後で、離婚騒動の証拠に持ち出され最悪に。
まあ、こういう、話が止まらなくなり、失敗を繰り返す男って、あまり知らないので、映画にはまり込めない。
サンダンス映画祭で短編のグランプリを受賞したので、それを膨らまして長編に。
まあ、ワンマンショーなので、ちょっとチャップリンを思い起こさせる。
ほろ苦いコメディ。