ひろの映画見たまま

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「ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏」、ジョニーデップが悪役に!

2021-04-18 17:04:57 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

イタリア・アメリカ合作

なかなかの力作なのに、「未体験ゾーンの映画たち2021」上映。

辺境の地で起こる、蛮族虐待と紛争を描く。

19世紀のアフリカの話だが、現代に置き換えられる。

蛮族を敵とみなして、迫害する、現代でも通じる、人間の性。

辺境の地を守る民政官が主役。

現地人とうまくやっているのに、

何とかこじつけて、蛮族を虐待する警察官僚。(ジョニーデップが不気味)

虐待された蛮族の娘をかわいがったために、民政官が疑われ、捕らわれる。キリストをほうふつとされる処刑。

あとから来た、警察官僚の部下がまた、サディスティック。(パディンソンが好演)

争いがどうやって作られていくのか、一つの見本。

原作は、ノーベル賞受賞作家J・M・クッツェーの小説「夷狄を待ちながら」。

 

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