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「はちどり」、1990年代韓国、14歳少女の悩み!

2021-07-12 16:32:56 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆★

PG12/韓国・アメリカ合作

ベルリン映画祭を始め、世界各国で50以上の賞を受賞! キム・ボラ監督 鮮烈の長編デビュー作(キネマ旬報昨年度ベスト二位)

1994 年、ソウル。家族と集合団地で暮らす14歳のウニは、学校に馴染めず、別の学校に通う親友と遊んだり、男子学生や後輩女子とデートをしたりして過ごしていた。
両親は小さな店を必死に切り盛りし、子供達の心の動きと向き合う余裕がない。ウニは、自分に無関心な大人に囲まれ、孤独な思いを抱えていた。

ある日、ウニが通う漢文塾に、不思議な雰囲気の女性教師ヨンジがやって来る。自分の話に耳を傾けてくれる彼女に、ウニは心を開いていくが……。

クライマックスは、ソンス大橋崩落事故。

淡々と少女の周りで起こることの描写の連続。

当時の韓国社会の置かれた状況を知って見ると理解が深まる。

少女を通して、韓国社会のひずみを描く。

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