ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ベルヴィル・コップ」、刑事バディもの!

2021-07-23 19:19:23 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

ベルヴィルは、「美しい街」という意味で、モンマルトルに次いでパリで2番目に標高が高い丘の上(128m)にある。

最初はベルヴィルの中華街でのお祭り場面から始まりますが、すぐにマイアミに移動、フランス映画なのに舞台のほとんどがアメリカという映画です。

ある日、友人が麻薬ディーラーに殺されてしまう。警部補バーバ・ケイタは、親友殺害の犯人を探し出すために、彼の後任としてマイアミに飛ぶ。ところが母親連れで、謎に豪華な邸宅で観光気分。マイアミ・デイト署のリカルド・ガルシア刑事と捜査することになるのだが、当面の仕事は、麻薬事件とは関係のないフランスからの逃亡犯を逮捕すること。

オマールシーとルイスガスマンのバディもの。フランス映画なのに、国際色豊か。

設定と俳優はいいが、コメディ、アクションともに迫力不足。残念!

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「ミュージックボックス」、お父さんあなたを信じていいですね!

2021-07-23 08:47:30 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

1989年作品 今年やっとDVD化。

社会派ドラマの名手、コスタ=ガヴラス監督がおくる、心を抉る法廷ドラマ。

第40回ベルリン国際映画祭金熊賞(最優秀作品賞)受賞作。

ユダヤ人虐殺の嫌疑をかけられた父の無実を晴らそうとする女弁護士の遭遇する衝撃的事実を描くサスペンス。

ハンガリー系アメリカ人の善良な小市民男性が戦後40年くらいで突然、ホロコーストに加担した戦犯として告訴されるが、たまたま弁護士だったその男の娘(ジェシカラング)が父親の弁護に回り、組織的陰謀に立ち向かい不当な冤罪を果敢に晴らしていくストーリー。

父親の無罪を信じて、裁判の望む弁護士。

人違いだとする証拠が出てきて、無罪を勝ち取るはずだったが。

真実を知った娘がとった行動とは。

ホロコーストを題材にしながら、裁判シーンと、関係者への取材を淡々と描いて地味目な映画。

だが、ラストの娘のとった行動に唖然、涙する。

ジェシカラング好演。

 

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