おすすめ度 ☆☆☆★
携帯電話が普及しはじめたばかりの2003年、韓国。ソウルで退屈な浪人生活を送る冴えない青年ヨンホは、長い間大切にしてきた記憶の中の友人を思い返し、手紙を出す。
一方、釜山で暮らす女性ソヒは自分の夢を見つけられないまま、母と一緒に古い本屋を営んでいた。
携帯電話のない時代の通信手段は、手紙。
病気の姉ソヨンに届いたヨンホからの手紙を受け取ったソヒは姉に代わって返事を書き、ソヒが出した「質問しない、会いたいと言わない、会いに来ない」という条件のもと、2人は手紙をつないでいく。
やがてヨンホは「12月31日に雨が降ったら会おう」という可能性の低い提案をする。滅多に起きない年末の雨。
韓ドラの要素を含みつつ、ひねりにひねったストーリー。
まあ、ありえないことが起こるのが韓ドラ。
ラブストーリーの王道だ。
カン・ハヌルとチョン・ウヒ。