ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ベニスに死す」、美少年で有名です!

2022-06-10 19:39:48 | イタリア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞 1971年製作 イタリア・フランス合作 当時は、イタリア映画に傑作が多かった。

美少年が話題の映画。

21年には、その半生に迫るドキュメンタリー「世界で一番美しい少年」が公開された。

ノーベル賞作家トーマス・マンの同名小説を原作に、作曲家グスタフの美少年への心酔と老いの苦しみを描いた。

コレラの流行で、主人公は亡くなるが、コロナで身近に感じられる。

まあ、この美少年への恋にはついていけないので、おすすめ度は低いが、マーラーの音楽がよくマッチしているのと、ベニスの海岸風景が実に美しく、見ほれてしまう。

映像のつなぎは、玄人肌を感じさせる。

主人公を演じるのが、ダーク・ボガード、少年の母親役は、シルバーナ・マンガーノ、これまた美しい。

ルキノ・ビスコンティ監督作品。

 

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「ハウス・オブ・グッチ」、グッチ家のスキャンダル!

2022-06-10 17:27:43 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

PG12

物語の展開がテンポよく進むので、159分はあまり長く感じない。

グッチというからファッションが中心かと思いきゃまさに、家族争いのどろどろ。

ラストは、離婚沙汰のごたごたから殺人事件にまで発展。

50:50の株主だったアルドとロドルフォの老兄弟、それぞれの息子パオロとマウリツィオ。トラック業界の社長の娘パトリツィアが、マウリツィオに出会って強烈アプローチで恋人となる。しかし、ロドルフォがパトリツィアを資産目当てだと見て結婚に反対するし、息子と縁を断つことに。パオロが愚鈍だと見限っているアルドは、甥マウリツィオを自分側に近づける。パトリツィアの提案通りにアルドに模造品の扱いを提案したマウリツィオは、口を出すなと嗜められる。父の株を受け継いだマウリツィオは、アルドとパオロの株を手に入れるため裏で動くようになり…

この映画の肝は、俳優陣の豪華さだ。特に、パトリツィアを演じるレディガガ。夫をけしかけてグッチの再建を図る。だが、結婚して子供まで設けたのに、浮気されポイ捨て。占い師に相談して殺人を計画するまで、イタリアなまりの英語で熱演。

マウリツィオに扮するアダム・ドライバー、ひょうひょうと演じるが、ちゃっかり浮気してしまうとは。

アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジャレッド・レトが共演。

華やかなショーも一部展開。

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