おすすめ度 ☆☆☆★
サイコスリラー好き ☆☆☆☆
PG12
白石和彌監督が、櫛木理宇の小説「死刑にいたる病」を映画化したサイコサスペンス。
ある大学生・雅也のもとに届いた一通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人鬼・榛村からだった。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい」。過去に地元のパン屋で店主をしていた頃には信頼を寄せていた榛村の願いを聞き入れ、事件を独自に調べ始めた雅也。しかし、そこには想像を超える残酷な事件の真相があった―。
サイコパスを主人公に、いっぽう彼から被害者にされかかった青年の執念。
しかし、殺人犯と接見していくうちに、その犯罪の根の深さに気づかされる。
お前もサイコパスか? ラストの驚愕。
阿部サダオの死刑囚と岡田健史の大学生。二人の接見場面は、凍り付く。