おすすめ度 ☆☆☆
難民制度に関心ある方 ☆☆☆☆
在日クルド人の少女が、在留資格を失ったことをきっかけに自身の居場所に葛藤する姿を描いた社会派ドラマ。
フィクションだが、高校生の少女が、生きるすべを失うドラマは、きつい。
唯一の救いは、アルバイト先で出会った、青年との交流だ。
結局、政治の不始末を個人が補うという、それも、少女が美貌である特典を利用して。
現在、入管法の改正が国会で話題になっているが、国としての制度が機能することを望む。
実際のクルド人難民が演じられないというのも、悲しい現実だ。