おすすめ度 ☆☆☆
佐藤泰志好き ☆☆☆★
自律神経失調症の治療のために走る夫、支える妻、友人、周囲の高校生たちを描く。佐藤泰志の同名小説を映画化。
心のバランスを崩し、妻と一緒に故郷・函館へ戻ってきた工藤和雄。精神科の医師に勧められ、治療のために街を走り始めた彼は、雨の日も真夏の日もひたすら同じ道を走り続ける。
映画の大半を函館の町を走り続ける。
妻は妊娠、和雄は、薬を過剰摂取して、救急搬送。
ラストは、救いのようでありながら微妙。
原作者の佐藤自身が自律神経を病み、若くして自殺している。
和雄を東出昌大、妻を奈緒が好演。