ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「CHASE チェイス 猛追」、全員覚悟しろ!

2023-05-09 22:07:33 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

ジェラルド・バトラーが主演を務め、犯罪組織に妻を誘拐された男の必死の追跡劇を描いたアクション。

成功したビジネスマンのウィルは妻リサを実家へ送る途中、立ち寄ったガソリンスタンドで彼女の姿を突然見失う。誘拐だと直感したウィルは警察に通報するが、粗暴な態度のせいで逆にDVを疑われてしまう。防犯カメラでリサに話しかける男の存在を見たウィルは、たった1人でリサの行方を追うが……。

麻薬組織などが出てきて、ちょっとオーバー気味で、B級感が強くて、乗れない。

折角のジェラルドバトラー、空回りの感じ。

 

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「線は、僕を描く」、涙をぬぐい、心を描け!

2023-05-09 17:07:33 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

水墨画の世界を題材にした砥上裕將の青春小説「線は、僕を描く」を、横浜流星の主演、「ちはやふる」の小泉徳宏監督のメガホンで映画化。

家族を亡くしたトラウマを持つ大学生が水墨画と出会い、自己回復を果す物語。

水墨画というのは、線で描く芸術だ。一筆で描く線に作家の主張を込める。筆の重なりによる面で描く通常の絵画と、この一点で徹底的に異なる。
だから、「線は、・・・」という題名の先頭は秀逸。

大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で水墨画と運命的な出会いを果たす。白と黒のみで表現された水墨画は霜介の前に色鮮やかに広がり、家族を不慮の事故で失ったことで深い喪失感を抱えていた彼の世界は一変する。巨匠・篠田湖山に声を掛けられて水墨画を学ぶことになった霜介は、初めての世界に戸惑いながらも魅了されていく。

根性物語と違った、成長物語なので、芸術的だ。

演出、演技が手だれたもので、無難に収まっている。

 

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