おすすめ度 ☆☆☆
台湾映画 PG12
無差別殺傷事件をめぐって交錯する6人の運命を、実在の事件をモチーフに描いた台湾発の社会派サスペンス。
題名から連想するアクション映画ではなく、群像劇のヒューマンドラマ。
殺人をするのは、父親に連れられて外国に行くのを拒否する学生。
自分で改造銃を作りが試し撃ちと称して、18才の誕生日に夜店で無差別殺人をする。
他人には理解されない、それぞれの怒り。神はそれを見透かしたように一つの場に導く。そして夜の帷に銃弾の音が響く。実際に起きた無差別事件をもとに描かれたこの作品。それだけに本当のことはわからぬが、そこに至るまでの過程を6人をクロスさせ、重層的な作りにすることによって一つの答えを出している。
3話構成になっていて、第3話では、別の話になっていて、殺人は起こらない。
ちょっと、分かり難い作品だ。
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