おすすめ度 ☆☆★
ゴダール好き ☆☆☆★
R15+
ゴダールは、1059年に発表した「勝手にしやがれ」で、その斬新な映画手法で、ヌーベルバークの旗手とされた映画監督だが、この映画は、2番目の妻、すなわち、「中国の女」に主演した女優さんの手記を映画化したもの。
ゴダールの妻の手記と聞いてアンナ・カリーナを想像したが。アンヌ・ビアゼムスキーで、彼女とも離婚、現在の妻は監督であるアンヌ=マリー・ミエヴィル。
妻が、描いたゴダールだから、ゴダールを賛美した映画、もしくはラブラブの結婚話かと思ったが、ちょうど、スランプの時期でもあり、煮え切らないダメダメ男として描かれている。
19歳と30歳の年の差。
ゴダールは、結婚間もなく、5月革命がおこり、その方向へ傾倒していくが、変革者として、どうすればいいか、悩みながら反抗する。
その辺の時代だから、まさに盛り上がりに欠けるドラマになっている。
ただ、妻を演じる「ニンフォマニアック」のステイシー・マーティンが、ゴダールの映画宜しくヌードシーンを披露(男の全裸も披露されている)。ただ、官能的ではない。
逆に言うと、フランスらしい、フランス映画なのかも。
ゴダールをルイガレルが演じているが似ているのかどうか?
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