ひろの映画見たまま

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「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」、あの日父を亡くした少年の喪失と再生の物語!

2023-05-24 19:59:31 | Weblog

おすすめ度 ☆☆☆☆

2011年製作 Unext鑑賞

9・11テロで最愛の父を亡くした少年オスカーは、クローゼットで1本の鍵を見つけ、父親が残したメッセージを探すためニューヨークの街へ飛び出していく。第2次世界大戦で運命の変わった祖父母、9・11で命を落とした父、そしてオスカーへと歴史の悲劇に見舞われた3世代の物語がつむがれ、最愛の者を失った人々の再生と希望を描き出していく。

遺された者はどう生きるか。最悪の悲劇に立ちすくみ、それでも明日を生きていかねばならない者は、どう回復を遂げるのか。その切実なプロセスを、一人の少年の視点にただひたすら寄り添うことで、時代が求める物語に昇華させた、優しくスリリングな心のロードムービーだ。

如何に父親が少年に愛情を注いできたかは少年の行動を見ると十分に分かるが、実は母親も同様に愛に満ち溢れていたことが分かる最後のシーンに感動!

アメリカにとって、9.11は、それだけ重い。


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