☆☆☆★
1970年製作 R15+ フランス・イタリア合作 Unext鑑賞
素晴らしい風光の中に展開する灼熱の恋とサスペンス……。
港町サリナへと続く荒野の一本道。
若き旅人ジョナス(ロバート・ウォーカー)は、道沿いの小さな食堂兼ガソリンスタンドにたどり着いた。
井戸水で渇きを潤していると、ふと現れた女と目が合った。
「ロッキー! 」―女主人のマラ(リタ・ヘイワース)は、ジョナスを4年前に家出した息子、ロッキーと信じ込んでいた。
マラの美しい娘ビリー(ミムジー・ファーマー)もまた笑顔で「兄」に抱きついてきた。
食堂の常連ワレン(エド・べグリー)も知り合いだったかのように話しかけてくる。
一体どういうことだ?全員気が狂っているのか―疑念が晴れぬまま、
しかし行くあてもないジョナスは、ロッキーのふりをしたまま母娘と一緒にそこで暮らすことに。
そんなある日の午後、シャワーを浴びたビリーがタオル1枚の姿でジョナスの部屋を訪れ、ふたりは欲望のままに抱き合ってしまう―。
ロッキーという男は実在するのか? そして「兄」と「妹」、禁断の愛の行方は…。
ミムジー・ファーマーの奔放な裸像に釘付け。
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