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禁断の映画「ヴィオレッタ」、撮影当時10歳だったアナマリア・バルトロメイの色香

2014-11-16 18:37:34 | フランス映画
おススメ度 ☆☆☆

少女のヌードということで、日本での公開が危ぶまれた問題の作品。

母親が娘のヌードを撮影して物議をかもした1977年の写真集「エヴァ」の被写体エバ・イオネスコが34年を経て母親の写真家母イリナとの実話を映画化したドラマ。

児童ポルノに該当するとして物議をかもした。

更に、今回の娘役に扮する撮影当時10歳だった新人アナマリア・バルトロメイ。その色香と退廃的ムードは映画を引き立てている。

日本での上映が危ぶまれたが、映画では裸のシーンはなく。ポルノ的要素を排除していることで、R15+で公開された。

祖母に育てられたヴィオレッタが、写真家の母に写真を撮ってもらったことがきっかけで、母の写真が売れ出し、ついにヌードまで撮らせることに。

ヴィオレッタは、最初はきれいな洋服を着て化粧も大人っぽく、そんな自分を喜んでいたが、母の執拗な要求に嫌悪を示し最後は逃げていくことになる。

その間の母と子の女としての生きざまを映画はえぐっていく。実体験をもとに映画化したことで現実感があふれている。

決して、ロリータ映画ではない。

ただ、少女が美しいのは、アートなのか。

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