ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「テイキング・サイド/テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者」

2024-05-13 13:38:20 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆★

劇場未公開

Unext 鑑賞    2001年製作

イギリス、フランス、ドイツ、オーストリア、ハンガリー 合作

 

 

第二次世界大戦が終結し、ニュルンベルグ裁判が始まってまもない頃、米軍のスティーブ・アーノルド少佐はベルリン・フィルの名指揮者で元プロイセン枢密顧問官でもあったヴィルヘルム・フルトヴェングラーを、“腐ったドイツの象徴”として糾弾すべく、彼とナチスとの関係を調査するよう命令される。しかし楽団員などの証言では、彼は反ナチでヒトラーの面前での敬礼を拒否したこともあったという。さらにフルトヴェングラー本人も、多くのユダヤ人を国外へ逃したとして、ナチスの文化政策の責任は自分にはないと審問の際に言い張った。しかしイギリスが入手した極秘文書や第2バイオリン奏者の証言などから、彼の裏の顔が徐々に露わになっていく。

日本でも、ドラマ化されて演劇として公開されたが、映画としては、最近配信されている。

エンドロールで、フルトヴェングラー本人の演奏風景が写されている。

ドイツ人すべてに問いかけられる、ナチスとの関係。

 


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