三浦しおんのベストセラーの映画化。
まほろ駅は架空の駅だが、ロケは町田市で行われた。
都会ではないが、田舎でもない東京近郊だ。
そこで便利屋を営む多田。30代の独身だ。
ひょっこり出会った中学時代の同級生。彼の指を怪我させた負い目からか、ついずるずる同棲生活(男同士)が始まる。
気の良い便利屋は、宣伝もせず、だが、求められた依頼はなるべく断らない。
で、チワワを預かるとか、そのチワワをもらいうけたキャバクラ嬢がからんえきて、小学生の塾への迎えとか、バスが間引きされていないかの調査とか、それぞれいわくつきの依頼がある。
キャバクラ嬢の男関係で、ヤクが絡んで、やくざっぽい人たちも出てきて、物語は面白くなる。
でも、あくまで中心は多田と仰天の物語。
一見合いそうにもない二人がいつの間にかよりを戻したり、
そしてもう一つの柱、二人の生い立ちと夫婦生活があぶりだされる。
それぞれが傷を抱えながら生きる、現代の都会を象徴しているような映画だ。
ただ、セリフが聞き取りにくいので、ちょっと聞き逃すと後半で生きてきたりするので、見過ごせない。気軽には楽しめないということ。
間が多く、それが物語に深みを持たせるが、どうかな?
瑛太と松田龍平が絶妙のコンビ。
まほろ駅は架空の駅だが、ロケは町田市で行われた。
都会ではないが、田舎でもない東京近郊だ。
そこで便利屋を営む多田。30代の独身だ。
ひょっこり出会った中学時代の同級生。彼の指を怪我させた負い目からか、ついずるずる同棲生活(男同士)が始まる。
気の良い便利屋は、宣伝もせず、だが、求められた依頼はなるべく断らない。
で、チワワを預かるとか、そのチワワをもらいうけたキャバクラ嬢がからんえきて、小学生の塾への迎えとか、バスが間引きされていないかの調査とか、それぞれいわくつきの依頼がある。
キャバクラ嬢の男関係で、ヤクが絡んで、やくざっぽい人たちも出てきて、物語は面白くなる。
でも、あくまで中心は多田と仰天の物語。
一見合いそうにもない二人がいつの間にかよりを戻したり、
そしてもう一つの柱、二人の生い立ちと夫婦生活があぶりだされる。
それぞれが傷を抱えながら生きる、現代の都会を象徴しているような映画だ。
ただ、セリフが聞き取りにくいので、ちょっと聞き逃すと後半で生きてきたりするので、見過ごせない。気軽には楽しめないということ。
間が多く、それが物語に深みを持たせるが、どうかな?
瑛太と松田龍平が絶妙のコンビ。