ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「マン・オブ・スチール」、スーパーマン誕生物語です。

2013-09-05 18:24:37 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆
    SFアクション好き ☆☆☆☆

今までのスーパーマンとはちょっと味わいが違います。

とにかく強いのです。

ラスト近くで、悪と対決しますが、地球を壊すかと思うぐらい壊しまくります。

そして急スピードで地球外へと移動、スピードも半端ではありません。

3ⅮのSFXも、日々進歩、この夏もたくさんのアクションものが出ましたが、

ラストを飾る本作も、負けず劣らずの出来です。

滅びる寸前の惑星クリプトン、そこでスーパーマンは誕生しますが、その星はやがて滅亡すると、父親は息子を地球に送ります。

で、その子を受け取った農夫の夫婦が子供を育てます。だが、スーパーマンは、生まれ持った力の持ち主で、奇跡を起こします。

ただ、世間の目を気にして、養父は、なるべく力を発揮しないよう諭します。

でも、持ち前の義侠心から人助けをしてしまいます。

そういった人間的葛藤と、惑星からやってきた将軍との戦いまで、ドラマは発展します。

まあ、アメリカは、こういったヒーローアクション物は今後も続けていくようで、次作が待たれます。
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「愛してる、愛してない」、離婚を決意した夫婦の一日

2013-09-04 17:11:57 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆

原作は、井上荒野の短編小説「帰れない猫」。

期待の新人イム・スジョンが演出。

低予算の作品だけに、離婚を前にした夫婦の一日を描いています。

冒頭、空港に向かう車に乗る2人を、ボンネットからのカメラで撮った、2人の延々の会話。

そこで、妻が家出を突然宣言。

建築家の夫と編集者の妻、5年の夫婦生活の後に、妻の浮気で離婚することになり、妻が荷造りを始めたその日。

大雨。

家のたたずまいとか、そのカット割りとか、繊細さの感じられる映像が続くが、結局、夫婦2人の気持ちが定まらないので、映画はテンポよく進まない。

舞台劇の体。

それにしては、もっと葛藤があってもよさそうだが。

何とも生ぬるい、猫が出てきて、少しドラマらしくなるが、それ以上は?

こういうわけのわからに映画は、余韻があっていいんだが、それはもう見る者の好み。

私には、向かない映画。

今は除隊したが、この映画当時は入隊前のヒョンビン、『サイボーグでも大丈夫』のイム・スジョンが手弁当で頑張っていますが。
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「グッモーエビアン」、ちょっと風変わりな家族の物語

2013-09-03 17:08:39 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

中学生のハツキを中心とするホームドラマだが、その父母がちょっと変わっている。

母は、元パンクロッカーで、15歳で妊娠するも、父親なしで出産。そのとき父親代わりに親身になってくれたのがヤグ。そのヤグは海外へ放浪の旅へ。

ヤグが帰ってきたところから映画は始まる。

ヤグは、ほとんど仕事もせず、酒を飲んではひっくり返っているよく言えば自由人。

ハツキは、やさしいヤグを好きだが、今の家庭に不満を持っている。

唯一の親友トモには、家庭のことも話し明るい。この映画の特徴の一つは、破天荒な両親のこともあるが、ハツキとトモの中学生コンビが実にいい。

三吉彩花と「あまちゃん」で人気の能年玲奈が演じていて、愛くるしい二人を見ているだけでも元気が出る。

話の本筋は、ハツキの成長物語だが、青少年にありがちな、自分の視点でしかものを見ないわがままから脱皮する姿が、巧みに描かれている。

麻生久美子、大泉洋のコンビも絶妙で、とくに麻生のはじけぶりが目を引く。

最後は、夫婦共演のロックで盛り上げる。

ただ、こうしたハチャメチャが決していいわけもなく、素直には喜べない。

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PFFスカラーシップ作品「恋に至る病」、高校生の恋物語

2013-09-02 17:05:49 | 日本映画
おススメ度 ☆
    若い監督作品好き ☆☆☆

1986年生まれの新人、木村承子監督作品。

低予算のため、そんなに冒険もできない。まあそんな制約での作品。

女子高校生が、生物の先生に惚れる話ですが、その先生たるや何とも内気で、生徒には無視されているような。

一方、女子高生は、先生の挙動を観察漫画にしています。実に能動的で、この役者のキャラで面白いです。

で、その女子高生が、生物の先生の部屋にやってきて、ふざけたおします。

この前半のノリは結構面白く、いわゆる若者の恋の典型パターンです。

ただ、女子高生の妄想は、先生と性器交換で、ちょっとエッチな話ですが、

映画全体は、恥ずかしがりまくりの青春前期です。

性器交換の事件で、世にでられなくなり、先生の実家である山村の家にひきこもります。そこへ女子高生の親友と、隣人でその子の恋人がやってきて4人の生活が始まりますが、まあちょっと、尋常でないので、話が飛んでしまいます。

DVDには、木村監督の漫画がおさめられていますが、こちらのほうがよっぽど面白く感じました。

まあ、才能があるんだろうから、頑張って下さい。

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宮崎駿さん、引退宣言

2013-09-02 08:50:48 | 日本映画
宮崎駿さんが引退を表明した。

それも、ヴェニス映画祭でジブリの社長が発表という異例の形。

72歳で引退とは早すぎるようにも思われるが、

アニメーターとしての活躍は、身を削られる思いであったのだろうう。

でも、異才、あの独特のセンスがもう見れないとなると寂しい思いがする。

「風たちぬ」は、遺作を覚悟しての作品だったのか。

そういえば、純粋な宮崎の気持ちが随所に吐露されていたように思う。

また何かの形で、作品に触れられれば幸いだが。

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「すーちゃんまいちゃんさわ子さん」、仲良し3人の悲喜こもごも

2013-09-01 18:02:12 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆
    人生に悩むアラサー ☆☆☆☆

柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶ、アラサー3人が奏でる人生模様。

美人女優が3人も出てるだけでうれしくなる作品。

ましてそれぞれが、不倫とか、会社の上司とか、レストランの店長とか、母親の介護とか

いろんな、社会の辛い、うれしい出来事が満載なので、どれかにあたるアラサーにとっては

身につまされる話ばかり、で、苦労はあるがそれなりにいいこともあり、一方で、思惑と違ってがっかりとか。

益田ミリの4コマ漫画をうまく料理したホンワカ映画だ。

一人の話だと、ぐっと詰まってしまうが、3人の話で、それぞれ舞台が違うだけに彩があって楽しい。

女性に比べて、登場する男性は、いささか頼りないが、それはまたそれで、人生のいろどり。

不倫を止めて、婚活で成功するなんて、現実的な選択もあって、

ずっと続く、仲良し3人組がうらやましい。

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