ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「YES/NO」、新婚夫婦が別々に監禁され「YES/NO」の質問が

2014-02-02 19:18:48 | 映画
おススメ度 ☆☆

イタリアのエンリコ・クレリコ・ナジーノの作品ですが、イタリア/アメリカ合作映画で、英語版です。

熱々の新婚夫婦が、ある日突然別々の部屋に監禁され、「YES/NO」の質問に答えさせられ、その答えによっては、罰が与えられます。

お蔭で、体はぼろぼろだし、たとえば夫は下半身不自由になります。睡眠を奪われ意識朦朧となります。

で、質問の間に、妻夫が今までにしてきたシーン(もちろん相手は知りません)が上映されます。

それは、結婚前のものがあったりして、誰か友人のいたずらでしょうか。

そして執拗に聞いてくるのが、それでも相手を愛していますかの質問だ。

だから一見愛の映画でもあるのだが、

それにしても、誰が、なぜの疑問が消えず、話の展開も読めず、結局最後まで付き合わされる。

まあ、こんな疑心暗鬼思いでイラつかされるのはたまりません。

監禁映画ですが、ホラーではなく、また殺傷なども起こりません。

普通の監禁ですが、ただ、質問が繰り返され、何か試されているようで大変です。(あとネタバレ)



























結局夫の金遣いとか、妻の妊娠とかがありますが、最後はHappyです。ただ、なにかしっくりきません。
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「HITCH-HIKE ヒッチハイク」、セクシーアイドル横山美雪のレイプバイオレンス

2014-02-02 16:19:05 | 日本映画
おススメ度 ☆

 セクシーアイドルが出ているが、うまく生かしきれず、中途半端。

暴力夫とドライブ中、拾ったヒッチハイカーが強盗殺人犯で、2人は逃走を手助けさせられる。

この夫が粗暴で、車は妻に運転させながら、隣でビールを飲むは、その口に含んだビールを妻にかけるは、まったくのDV男。

妻に扮する横山美雪は、じっと我慢のよい子でした。

それが、ヒッチハイクの男が乗り込んでから、この男がまた粗暴で、むやみに人を殺すは、そういう意味ではバイオレンスですが、なんとも魅力がありません。

横山美雪はレイプされるのですが、あっけないシーンです。

そしてラスト。DVDの表紙にあるのは、横山美雪が銃を構えているシーンです。

それにしても、美雪さん、OL服にハイヒール。ちょっと違和感が?

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「小さいおうち」、山田洋次の昭和の不倫物語です

2014-02-01 20:14:24 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

  松竹クラシック映画の好きな方 ☆☆☆☆

赤い色の小さいおうち、そこで繰り広げられる昭和の日常。

奥さんの不倫があってちょっと色っぽいが、そこはそれ、松竹映画風ミステリアス。

倒れたおばあちゃん(賠償千恵子)と孫(妻夫木聡)とのコラボで、第二次世界大戦前後の、小さなおうちでの出来事を書き紡いでいく。

勿論、おばあちゃんは東北の生まれで、この家に奉公に来た娘で、奥様に仕えた日々の描写が松竹大船調に描かれる。勿論、東北から東京へ出てくる田舎娘もしっかり描かれており、昭和の一時期をえぐり取っている。

山田洋次特有の戦争観なども挟まって、物語は広がっていく。

ただドラマの焦点は、二度目の結婚の奥様と夫の会社の若き社員との逢瀬が、松たか子の色気でなんとなくミステリアスで面白い。

それに加えて、女中の(おばあちゃんの若いころ)を演じる黒木華が、お手伝いさんは見たって感じで、情事を盗み見というか、状況から感じ、ある種の嫉妬。

この映画がうまいのが、実は、謎の事件を状況でしか描写していないため、見ているものにゆだねられるところにある。

なぜの要素なのだ。

でも山田洋次も年、もうちょっと、力のある作品を残してもらいたいものだ。

コメント (1)
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