ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ピアッシング」、変態男が呼んだ女がさらに変態!

2019-12-23 10:20:12 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

変態好き ☆☆☆

PG12

世界各国映画祭が騒然!

原作は、村上龍。

自身の幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動に駆られていた男はその衝動を抑えるため、ホテルに呼び出したSM嬢を殺害する計画を立てる。しかし、計画は男の思惑通りには運ばず、ホテルの部屋に到着した女はいきなり自分自身の体を傷つけて倒れこんでしまう。殺人衝動を持つ男と自殺願望を持つ女。奇妙な磁場に吸い寄せられるかのように出会うこととなった男女の悪夢のようなシュールな一夜が幕を開ける。

ミア・ワシコウスカが狂気の女を演じ、変態男の上を行く女を好演。

伝統的なアナログ技術のミニチュアを大々的にフィーチャー、無数の高層マンションがひしめく都市風景を創出したその斬新なアートワークが、フィクショナルな異化効果をもたらし、何もかも不条理にとち狂ったナイトメア体験に観る者を心ゆくまで浸らせてくれる。

まあ、見る人を選ぶのかも?

 

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「ゴールデン・リバー」、金鉱をめぐる西部劇!

2019-12-22 17:10:47 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

人生映画好き ☆☆☆★

アメリカ・フランス・ルーマニア・スペイン合作 PG12

ベネチア国際映画祭監督賞・セザール賞(仏アカデミー)<監督賞・撮影賞・美術賞・音響賞>含む4部門受賞!
ジョン・C・ライリー×ホアキン・フェニックス×ジェイク・ギレンホール×リズ・アーメッド共演!
黄金がつないだまさかの友情が、予測不能の展開を生む!

題名通りの西部劇を期待すると、期待外れ。

西部劇の舞台を借りた人間劇。

従って、けっこう重い展開。

まさに、演者の格闘劇。

舞台は、ゴールドラッシュのアメリカ。

凄腕のガンマン兄弟が主役。

黄金を探す化学式の発見者を求めて、旅に出る。

そして、4人が出会い、金を手にしたとき???

ドラマの濃密さはさすが。

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「聖母観音大菩薩」、エロスの極限にいどむ若松孝二監督!

2019-12-21 16:29:15 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

1977年製作 官能映画(ATG映画)

若松孝二監督が、自身プロデュースした「愛のコリーダ」の松田美子を、自身の監督作品に出演させた。

全編、松田の全裸シーンであふれかえっている。

神社に奉仕する女、不老の八百比丘尼をでっち上げ、訳アリ男性(女性も)とのセックス描写が主体。

女体を菩薩にすることで、男への奉仕、だが、それは男の死を意味する

一方で、少年と少女を登場させ、純真さと対比させている。

少女を当時16歳の浅野温子が演じ、全裸死体を披露。

当時のことゆえ、ぼかしが入り、興をそぐが、珍しい作品だ。

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「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」、独ソ戦。全ロメガヒット!

2019-12-20 08:29:32 | ロシア映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞) 

ロシア本国ではロシア映画史上最高のオープニング成績を記録、最終興行収入は40億円を超え、観客動員800万人という驚異的な数字を叩き出した[4]

第2次世界大戦時、ナチスの捕虜になったソ連兵が、たった4人の味方と一台の戦車で敵の軍勢に立ち向かう姿を描いたロシア製戦争アクション。

T-34は現代戦車の祖とも言われ、ドイツの誇る機甲師団をも恐れさせた第二次世界大戦の「“神”戦車」だ。

この戦車の乗組員がドイツ軍の捕虜となり、収容所に捕らわれている。

その所長がまた、戦車好きで、戦車の乗組員に、砲弾なしで逃げることを許す。

捕虜は、3名の同志を募り、秘密裏に計画を練る。

収容所の女子職員を仲間に入れ、大脱走が始まる。

冒頭の戦車戦から、仕掛け十分。

アクションもさりながら、そのアイデア戦争に刮目。

ただの戦車戦ではない面白さ。

ソ連映画もさるもの。

 

 

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「ペガサス 飛馳人生」、中国カーレースのリベンジ!

2019-12-19 18:15:52 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆☆

★製作費80億円! 世界興行収入280億円突破!
超本格カーアクション大作、ここに降臨!

カーレースの世界で繰り広げられる男たちのプライドをかけた戦いを描き、中国で大ヒットを記録したカーアクション。かつてトップレーサーとして一世を風靡したチャン・チーは、5年間の出場禁止を経て復帰を果たすことに。若き天才レーサーのリン・ジェントンに挑戦するため、ナビゲーターのソン・ユーチャンやメカニックのジ・シンらかつてのチームスタッフを呼び戻すが……。

前半は、コメディ調。

やっと動き出す後半。

中国の山間部で繰り広げられる、ラリーは、手に汗もの。

ただ、日本人にはなじみのない面々のため、入り辛い。

今の中国では、この手の映画で満足をしなければならないのか?

金はかかった作り。

 

 

 

 

 

 

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「ボディヒート・サーガ 魔性伝説」世界でも評判のエロチックサスペンス!

2019-12-18 17:45:51 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

9つの映画祭で14の大賞受賞&6つの映画祭で15の大賞にノミネート、その他18の映画祭で正式上映!
惑わす女と惑わされる男のエロティック描写、血も凍る連続惨殺シーン、官能シーンで奏でられる印象深い音楽、
そして衝撃のラストまでと、見所に次ぐ見所! その結果、数多くのファンタ系映画祭で、数多くの大賞受賞に輝いた! !

と評判はいいのだが、日本での評判はいまいち。

監督が、ヒロインを見て、この映画にうってつけといったとか。

彼女の美しさ(ヌード)が取り柄の映画。

結局彼女は、実在の女ではなく、男は次々に邪魔ものを殺していく。

もう少し話を分かりやすくつなげれば見られたものを、複雑にして印象を薄めている。

 

 

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「グラディウス 希望への奪還」。

2019-12-18 11:48:19 | 映画

おすすめ度 ☆☆

ウクライナ映画

劇場未公開

★中世のヨーロッパで一大王国を率いた伝説の王ダヌィーロ・ロマーノヴィチ。波乱に満ちた彼の半生を壮大なスケールで綴った歴史アクション・スペクタクル巨編!

中世のヨーロッパの話は、日本ではあまり知られておらず、新しく知識を得るには良いかもしれないが、基本関心がない。

鎧甲冑の時代、城での攻防。

日本の戦国時代と似ているが。

そこで、簡単に大国を統治するのは至難の業。

そんな中、前王の息子が成人し、大国を統治する。

だが、西にドイツ、東にモンゴルと隣国が狙っている。

そんな、動乱期の王の半生を綴ったウクライナ発戦国絵巻。

壮絶なアクションが展開される。

 

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「ザ・バウンサー」年老いたジャン=クロード・バン・ダム、渋い!

2019-12-17 17:11:36 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆

ジャン=クロード・バン・ダム好き ☆☆☆

フランス・ベルギー・イギリス領バージン諸島合作

フランスノアール映画。全編にわたって暗い。

ジャン=クロード・バン・ダム扮するルカス。

南アフリカで要人警護をしていたルカスは事故によって妻を失い、娘と故郷のベルギーへ帰ってくるが、

結局、バウンサー(ストリップ劇場の用心棒)しか仕事がなく、

警察に脅され、劇場オーナーの裏の仕事を探索。

紙幣偽造の女が登場。

年老いたヴァンダムの切れ味は悪い。

それをよしとすれば見られるかも。

まあ、アクションのバラエティだから。

 

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「オンネリとアンネリのふゆ」、フィンランドの児童文学の映画化!

2019-12-16 19:41:18 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

フィンランド映画

1960年代に発表され、フィンランドで長く愛され続けるマリヤッタ・クレンニエミの児童文学「オンネリとアンネリ」を実写映画化したシリーズ第2作。

バラの木夫人から買った小さな家で暮らすオンネリとアンネリ。クリスマスまであと数日というある日、彼女たちのもとにプティッチャネンという小さな一族の家族が、バラの木夫人を訪ねてやって来る。一家は家を失い、さらに家族を捕まえようとする悪い人間に追われて困っているという。話を聞いた2人は、バラの木夫人の居場所がわかるまで、彼らをドールハウスにかくまうことにするが……。

人が来るたびに小人たちに気づかれないようはらはら。

そして、ついに隣人に見つかりとハラハラ話。

最後は、クリスマスのお祝いといかにもフィンランドらしい雰囲気。

アーヴァ・メリカントとリリャ・レフトのコンビは、まこと可愛い。

クリスマス、お子様向け

 

 

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「ガチ星」、ダメ男が競輪で成功するまで!

2019-12-15 17:34:14 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

競輪好き、成長物語好き ☆☆☆☆

競輪発祥の地である福岡県小倉を舞台に、競輪選手として再起をかける元プロ野球選手の姿を描いた2016年放送のテレビドラマ「ガチ★星」の再編集劇場版。

まず、競輪学校での猛烈なしごきシーン。濱島は年齢故体力が持たず、若者たちからも馬鹿にされる。

そう、濱島は、かつてはプロ野球選手として活躍していたが、8年前に戦力外通告を受け、自堕落な生活を送っていた。

元プロ野球選手というプライドこそ高いものの、酒もタバコもやめられず女にもだらしなく、飲む打つ買うを地で行くようなクズな濱島。

友人を裏切り、妻や子どもにも捨てられて自暴自棄になっていた濱島は、ひょんなことから競輪選手への道をすすめられる。

ありきたりの改悛物語だが、そのダメっぷりは、かなりリアリティがある。

まあ、映画の大半をこのダメっぷりに、注がれるので、いや気の人もいるかも。

そして、ストイックな若者選手に奮発し、心を入れ替え、練習の虫に。

まあ、根性物語として成功している。

競輪のシーンも結構迫力がある。

濱島役を自身も元プロ野球選手の安部賢一が、増量しダメっぷりを演じている。

監督は、商業映画デビューの江口カン。

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