ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「洗骨」、沖縄の風習を映画に!

2019-12-11 17:18:31 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

沖縄の風習に興味のある方 ☆☆☆☆

沖縄の離島に、一度棺桶に収めたのち、4年後に骨を海水や酒で洗い再び納骨するという儀式洗骨。それを題材に「ガレッジセール」のゴリが本名照屋年之として監督・脚本を手掛けた。

妻を亡くした祖父は、心を失い酒浸りに。

帰ってきた長女は、ててなし子をはらんでいた。そんな家族バラバラの葬儀。

だが、4年後洗骨の時には、祖父は気を取り直し、家族の力で洗骨を成し遂げる。

その洗骨の終わりころ突然長女が破水、みんなの協力で、無事出産。まさに生と死の共存だ。

暗くなりがちな話を独特の語り口で和やかにし、盛り上げる。

中でも、異分子の赤ん坊の父親の出現は、物語を膨らませる。

祖父を奥田英二、長男を筒井道隆が演じている。




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