おすすめ度 ☆☆☆★
安藤ゆきの同名コミックを石井裕也監督で映画化。
運動も勉強も苦手で、見た目も地味で、何も取り柄がなさそうに見える町田くんには、人を愛することにかけてズバ抜けた才能があった。困った人のことは絶対に見逃さず、接した人々の心を癒し、世界を変えてしまう不思議な力をもつ町田くん。(ただ、ぎこちない走りが鼻につく)
そんな彼の前に現れた女性は、人間不信だった。
そこから町田くんの恋が始まる。
主人公二人は、演技経験がほとんどない新人。
その代わり、脇は無理に高校生にさせられた感があるが、ベテランで囲われている。
ちょっと不思議な感覚の、良い人町田くん。
世のアンチテーゼなのか。
それにしても、ラストの風船のシーンには驚かされる。