おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)
ロシア本国ではロシア映画史上最高のオープニング成績を記録、最終興行収入は40億円を超え、観客動員800万人という驚異的な数字を叩き出した[4]。
第2次世界大戦時、ナチスの捕虜になったソ連兵が、たった4人の味方と一台の戦車で敵の軍勢に立ち向かう姿を描いたロシア製戦争アクション。
T-34は現代戦車の祖とも言われ、ドイツの誇る機甲師団をも恐れさせた第二次世界大戦の「“神”戦車」だ。
この戦車の乗組員がドイツ軍の捕虜となり、収容所に捕らわれている。
その所長がまた、戦車好きで、戦車の乗組員に、砲弾なしで逃げることを許す。
捕虜は、3名の同志を募り、秘密裏に計画を練る。
収容所の女子職員を仲間に入れ、大脱走が始まる。
冒頭の戦車戦から、仕掛け十分。
アクションもさりながら、そのアイデア戦争に刮目。
ただの戦車戦ではない面白さ。
ソ連映画もさるもの。