ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「火口のふたり」、ただひたすらセックスしまくりの映画!

2020-02-06 17:35:29 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

セックスしまくり映画好き ☆☆☆☆

今年度キネマ旬報日本映画第一位。

評論家たち、セックス映画に飢えていたのか?

まあ、たしかに主演の瀧内公美、女優ずれしていないだけに新鮮。

適度にエロく、適度にきれい。

殆ど、全裸シーンと思えるぐらい、強烈なセックスシーンの連続。

自衛官と結婚する式前の5日間やりまくる。

普通のサラリーマンには、できない芸当。

いとこ同士は相性がいいとか、こちとらは、女のいとこに恵まれず残念。

野村佐紀子の写真と下田逸郎の音楽がまた、いい。

そしてラスト近く。

東日本大震災から、富士山の火口へと。裸だけの映画ではないと。

ロマンポルノを経験した荒井晴彦の脚本と演出。

瀧内公美もキネ旬主演女優賞、裸になった甲斐ありましたね。

 

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「母との約束、250通の手紙」、ロマン・ガリの自叙伝!

2020-02-05 17:23:58 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

フランス・ベルギー合作

シングルマザーとして息子ロマンを育てるユダヤ系ポーランド人移民のニーナ。息子が将来、軍人として活躍した後、作家として成功すると信じる彼女は、息子の才能を引き出すために躍起になる。ロマンは、そんな母からの過剰な愛と重圧にあえぎながらも、母の夢をかなえようと決意。成長したロマンは自由フランス軍に身を投じ、病で生死の境をさまよった時も、ニーナからの激励の手紙が届き続けた。やがてロマンはパイロットとして活躍し、執筆した小説が出版され作家デビューも果たすことになるが……。

母一人、子一人。

母の愛情は、狂気にも等しい。

何が何でも、パイロットにし、作家として成功させる。

その執念を息子は受け、ポーランド、フランス、イギリス、アフリカ、メキシコと渡る人生。

迫力ある戦争シーン、戦闘機の変遷、ファッションの変遷も見所。

何より、シャルロット・ゲンズブールの熱演に圧倒される。

いかにも、文芸作品。

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「泣くな赤鬼」、野球に人生をかけた師弟。

2020-02-04 19:15:26 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

原作は、生徒と教師の絆を描いた重松清の同名短編小説。

野球名門校の熱血教師赤鬼とはみだし選手ゴルゴ。

30年後に再会。

年を取り意欲を失った教師と若くしてがんを患い希望を失う元生徒。

はじめて、高校時代の両者の思いに気が付き、許しあう青春劇。

堤真一、柳楽優弥の好演で泣かせる。

 

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今年のキネマ旬報ベストワンは、「火口のふたり」「ジョーカー」

2020-02-04 17:14:46 | 映画

キネマ旬報ベストテンが発表された。

例年と違って、今日発表。

ベスト2位以降は、明日発売のキネマ旬報を見いてくださいとのこと。

前の発表の方がよかったが、いろんな事情があるのだろう。

日本映画ベスト・テン第1位「火口のふたり」
外国映画ベスト・テン第1位「ジョーカー」
文化映画ベスト・テン第1位「i-新聞記者ドキュメント-」
読者選出日本映画ベスト・テン第1位「<wbr />半世界
読者選出外国映画ベスト・テン第1位「ジョーカー」

個人賞

日本映画監督賞:<wbr />白石和彌「ひとよ」「凪待ち」「麻雀放浪記2020」
日本映画脚本賞:<wbr />阪本順治「半世界」
外国映画監督賞:トッド・フィリップス「ジョーカー」
主演女優賞:瀧内公美「火口のふたり」
主演男優賞:池松壮亮「宮本から君へ」
助演女優賞:<wbr />池脇千鶴「半世界」
助演男優賞:<wbr />成田凌「愛がなんだ」「さよならくちびる」ほかにより
新人女優賞:<wbr />関水渚「町田くんの世界」
新人男優賞:<wbr />鈴鹿央士「蜜蜂と遠雷」「決算!忠臣蔵」
読者選出日本映画監督賞:阪本順治「半世界」
読者選出外国映画監督賞:トッド・フィリップス「ジョーカー」
読者賞:宇多丸(RHYMESTER) / 三沢和子 連載「2018年の森田芳光」
特別賞:<wbr />和田誠

未見の映画もあるので、DVDが発売されればぜひ見たいものだ。

ちなみに、「火口のふたり」は、今日、レンタルショップで見かけた。

早速見なければ。

 

 
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「虐待の証明」、この世界はなんて残酷なのか?

2020-02-04 10:44:03 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

実在の児童虐待事件をもとに、憎悪と悲哀の連鎖を壮絶な描写で描いた韓国製ドラマ。

母親から虐待を受け施設で育ったペク・サンアは、心に傷を抱えたまま生きていた。レイプ事件に巻き込まれた際は犯人の父親が有力者だったため、逆に彼女が刑に服すことに。刑事ジャンソプはサンアを常に気にかけていたが、彼女は出所後も荒んだ生活を続けていた。ある日、サンアは夜の街の片隅で震えている少女ジウンと出会う。お腹を空かせたジウンの身体は痣だらけで、誰かに虐待を受けているのは明らかだった。そんなジウンの姿に過去の自分を重ね合わせたサンアは、彼女に手を差し伸べようとするが……

画面が暗く、見ずらい。

新人女性監督が、児童虐待事件のニュースに触発され映画化。

虐待を受けた女が、虐待されている女の子を助けようとする話。

だが、自らレイプ事件で殺人犯とされ、前科者。

前科者故、逆に誘拐犯として、警察にも追われる。

韓国映画だけに、貧困描写にえぐさ満開。

くそ母親に、逆に襲われる。

娘には、寄り添ってやることしかできない。

それでも、娘は慕ってくれる。

壮烈な描写の連続で涙が止まらない。

唯一の救いは、警官が身近で支えてくれること。

虐待映画では、韓国に軍配が。

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「ザ・ファブル」、誰も殺さず救えるか?

2020-02-03 19:40:29 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

原作は、2017年度講談社漫画賞を受賞した南勝久原作の人気コミック。

殺し屋として育てられたアキラ。

超人的殺傷能力を持って働いてきたアキラ。ボスから、一年休養を言い渡される。そしてその間、人を殺せば、ボスに殺されるという枷が。

ボスの縁で大阪のヤクザに預けられる。

並みの生活をしたことがないアキラ。事ごとに笑いを取る。

そしてチンピラにからかわれても、我慢の一途。

偶然助けられた少女の縁で、印刷会社で働くことに。

だが、やくざの世界は、跡目争いで険悪に。

助けられた少女がAV界に売られることになり、それも絡んで、やくざの喧嘩。

アキラを岡田准一が好演。

ヤクザ役の、安田顕、柳楽優弥、福士蒼汰、向井理が切れきれの演技。

顔の演技が随所に見られ、今後が楽しみ。

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「今日も嫌がらせ弁当」、八丈島に住むシングルマザーと高校生の娘のハートフル物語!

2020-02-02 17:09:08 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

シリーズ累計20万部を超えるブログ発の同名エッセーが原作。

八丈島を舞台に、わざととっぴなキャラ弁を作り、反抗期の娘・双葉とコミュニケーションを取ろうとする母・かおりの奮闘を描く。

とにかく、キャラ弁がユニーク。まあ、実際に作られた弁当を作ればいいだけだから簡単。

でも、はスギちゃん小島よしお、日本エレキテル連合、ダンディ坂野のキャラ弁にはじまり、貞子までキャラ弁にしてしまうそのアイデア。

一方で、シングルマザーの苦労とか、反抗期の高校生とか、そのキャラづくりもばっちり。

それに加えて、八丈島の自然もたっぷり。ご当地映画でもある。

娘の淡い恋も描かれてユニーク。

そしてラストは、涙なくしては見ていられない。

篠原涼子と芳根京子の芸達者二人が盛り上げる。

シングルマザーと年頃の高校生には、最適の映画だろう

 

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「パリの家族たち」、母の日をめぐる家族物語!

2020-02-01 17:21:02 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆★

フランス映画好き、母の映画好き ☆☆☆

原題は「母の日」、母の日をめぐるパリの女たちの悩みと処世術。

女性大統領、ジャーナリスト、舞台女優、花屋、ベビーシッター、大学教授、小児科医・・・、
パリで働く女たちとその家族の“幸せ探し"と、
フランス流の人生観を描く、きっと家族に会いたくなる感動作!

ただ、登場人物が多く、セリフが多いので、最初は、全くついていけない。

それぞれの登場人物が、何らかの形でつながっているようだが、よくわからない。

いかにもフランスらしい、エスプリがそこここに効いているのだが。

まあ、登場人物は美人が多いので。

エンド近くで、抱擁するカップル(親子を含めて)が、なんともフランスらしい。

それにしても、大統領を俎上に載せるとは。

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