おすすめ度 ☆☆☆★
中世イングランドの伝説的英雄ロビン・フッドの誕生秘話を描いたアクション。
タロン・エガートンが、華やかで世渡り上手な領主と、驚異的な弓の使い手で情熱的な盗賊の2つの顔をもつ男を、ユーモアとウィットをこめて爽快に演じる。
弓矢と馬車という当時の道具を使ったアクションバトルは見もの。
いささか、作り込みもあるが、当時の状況をうまく脚色、勧善懲悪の物語は分かりやすい。
続編に含みを残して終わる。
おすすめ度 ☆☆☆★
中世イングランドの伝説的英雄ロビン・フッドの誕生秘話を描いたアクション。
タロン・エガートンが、華やかで世渡り上手な領主と、驚異的な弓の使い手で情熱的な盗賊の2つの顔をもつ男を、ユーモアとウィットをこめて爽快に演じる。
弓矢と馬車という当時の道具を使ったアクションバトルは見もの。
いささか、作り込みもあるが、当時の状況をうまく脚色、勧善懲悪の物語は分かりやすい。
続編に含みを残して終わる。
おすすめ度 ☆☆★
デパルマ好き ☆☆☆
デンマーク・フランス・イタリア・ベルギー・オランダ合作
PG12
北欧デンマークと東欧アルメニアを舞台に、国際テロの陰謀に立ち向かう2人の刑事の姿を描いたサスペンス。
もともとは、殺人犯逮捕の現場で、ちょっとした不注意で同僚警官を亡くしたところから物語は始まる。
復讐劇が国際テロ犯の追跡になり、それはCIAも絡んで大がかりな捜査へ。
ラストは、スペインの闘牛場での追跡劇となり、見せ場でもある。
随所に、パルマらしいひねりがあるが、映画としていまいち、引き込まれない。
単なる不倫映画みたい。
おすすめ度 ☆☆☆
日本統治が始まる前の朝鮮。
風水師が世の中を動かしていた。
風水師とは、土地や水脈の形状を見るだけで人々の運命を変える能力を持ち、「明堂(めいどう)」と呼ばれる運気の集まる土地を探し当てる天才だった。
だが、国家を動かすほどの力に、権力闘争がそれを利用する。
欲が欲をという時代。
翻弄される人々が、哀れ。
ドラマ性は、相変わらずの韓国映画。
一応、魅せてくれる。
おすすめ度 ☆☆☆★
ベトナム映画 R15+
舞台となるのは世界遺産 ニンビン省チャンアン。
奇岩が連なる断崖絶壁の山々とその麓を流れる川や湿原が織りなす景観は素晴らしい。
封建時代、金持ち男は、三人の妻が持てた。
女は、男を生むための道具。
主人公のメイは14歳で嫁いできた。
一人息子を持つ第一夫人と、三人の娘を持つ第二夫人、大家族として一緒に住む。
鶏をさばいたり、蚕を育てたり、女の仕事は忙しい。
当然若妻はセックスをする。
だが、この映画は、女を描いているが、性描写は淡々としている。
きれいな風景と豪華な屋敷、女たちの生活。
出産シーンや自殺シーンなどショッキングな場面も。
封建時代を描いて、女の自立を求める。
撮影当時13才の主人公の性を描いているとして、ベトナムでは、公開後すぐに上映禁止に。
監督はベトナムで生まれ育ち、ニューヨーク大学で映画制作を学んだアッシュ・メイフェア。
トロント国際映画祭、シカゴ国際映画祭をはじめ世界51 の映画祭 で熱狂的な支持を得て、数々の映画賞に輝いている。
おすすめ度 ☆☆
恋愛映画好き ☆☆☆
謎解きと恋愛ストーリーを融合させて人気を博した女性向け恋愛アプリゲームの映画化。
彼氏の浮気発覚をきっかけに婚活パーティに参加した桜井香菜。
いいよる10人の美男子の嘘を見抜いていく話。
男はみんな嘘をつくもの。
それがわかっただけでも大成果。
それにしても、狂言回しのオネエ役の鶴見慎吾。
最期は詐欺事件にまで発展。
冒頭、母親からのお見合い話。
恋愛話としては、見れないことはない。
桜井役は堀田茜。
おすすめ度 ☆☆★
「未体験ゾーンの映画たち2020」上映作品。
太平洋戦争のターニングポイントとなったミッドウェイ海戦を題材に描いた米国から見た戦争アクション。
ただ、勇ましい戦争アクションを期待すると肩透かしを食らう。
空母エンタープライズを発艦した米軍の急降下爆撃機隊は、日本艦隊の隙をついて爆撃を敢行。ゼロ戦の反撃を受けて海に不時着したドーントレス爆撃機の操縦士ノーマンと副操縦士リーは、絶海を漂流することに。
一方で、戦果を挙げながら、さらに攻撃を続けるべきかどうかで、上層部の意見が分かれる。
攻撃で、被害を受けた飛行機が多かった。
会話シーンが多いため、映画の盛り上がりに欠け、退屈する。
不時着した戦闘機の操縦士は、救助を待つが、傷をおっており、サメの攻撃にもおびえる。
米軍が勝利して万々歳かと思われたが、実際は、この時点ではまだ、苦戦をしていたのだ。
おすすめ度 ☆☆☆
ミステリー好き ☆☆☆★
現役医師で作家の知念実希人によるベストセラー小説の映画化。
その日、病院は仮面の凶悪犯に占拠された。閉じ込められたのは、先輩医師に紹介された一夜限りの当直医・速水と、凶悪犯に撃たれた女子大生の瞳。
密室と化した病院から脱出を試みる2人は、次々と不可解な異変に遭遇する。入院記録のない患者、警察に通報しない院長とスタッフ、隠された病室、
あるはずのない最新鋭の手術室、謎めいた仮面の凶悪犯の不可解な目的……。この病院には、何かある――。
速水と瞳が辿り着いた、病院の秘密とは… そして、病院≪なぞ≫の仮面に隠された、国家をも巻き込む<衝撃の真実>とは!?
ピエロ姿の侵入者、何かを隠そうとする院長、徐々に明らかにされる病院の裏の顔。
表だけの事件を見ていては、謎は解けない。
鉄格子とかエレベーターとか、普段使われていない手術室とか、舞台は豊富。
しかし、警察官突入で終息したかに見えたが?
坂口健太郎と永野芽郁がカギを握る。
おすすめ度 ☆☆☆★
ハンディキャップを持つ選手たちによるバスケットボールチームと人生迷走中なコーチの出会いと絆を描き、スペインのアカデミー賞といわれるゴヤ賞で作品賞など3冠に輝いたドラマ。
負けず嫌いが災いしてチームを解雇され飲酒運転で捕まったプロバスケのコーチ。判事から命じられた奉仕活動は知的障害者のバスケチーム、アミーゴスのコーチを務めることだった。
この短気のコーチが、身障者と接するうちに、まともになっていく成長物語。
アミーゴスを演じるのはオーディションによって選ばれた本当の知的障害者たち。それをある種のコメディとして描いてしまうのはすごい。
それぞれの個性に当てられた脚本は、的を得ている。
身障者映画だと、毛嫌いしそうだが、後半はもう、彼らを応援している。
これはちょっと日本では描けない物語だ。
ラストは、優勝戦にまで行くのだが。
おすすめ度 ☆☆☆
R15+
30人以上の女性を惨殺した実在の殺人鬼を描いた犯罪ドラマ。
表題の「テッド・バンティ」は、1974年から78年にかけて、実に7つの州で30人の女性を惨殺した実在の男。
とあるバーで出会い恋に落ちたテッド・バンディとシングルマザーのリズは、リズの幼い娘モリーとともに3人で幸福な家庭生活を築いていた。
この映画は、妻のリズ目線で描いているので、殺害現場などミステリアスなシーンは一切出てこない。
頭脳明晰で凶悪犯の一面と、最後まで恋人に連絡を取りつづけた普通の青年としての顔を表現したザック・エフロンの演技が光っていた。
エンドロールでは、実在のザックが描かれている。
ラスト、刑務所に収容されているザックを訪問した妻との会話。一瞬ドキッとさせられるセリフが。
一風変わった犯罪映画だ。
おすすめ度 ☆☆
劇場未公開 2002年作品
タイトルは思わせぶりだが、モニカは脱ぎません。
すり専業の青年。
モニカのバッグを盗みます。
気になって、モニカにバッグの中身を返そうと。
モニカは、ストリッパーをしながら、老人の愛人。
老人は、麻薬取引のギャング。
いかにも、フランス映画らしい、淡々とした雰囲気。
ギャング映画なのに、風景が主役のような、平坦さ。
まあ、モニカ目当てなら、下着姿のエロさは堪能できる。
ラスト、ギャング同士の争い、ここでちょっと動きが。