おすすめ度 ☆☆☆
2012年作品
「スター・トレック」のクリス・パインと「インセプション」のトム・ハーディのイケメンコンビが、一人の女を愛してしまい、お互いスパイ技術を駆使して大ハッスル。
愛される女に扮するのが、リース・ウィザースプーン。こちらは、それほど魅力的でないのがみそ。
スパイものだけに、駆け引きやアクションは堪能。
まあ、おいしい企画だ。
題名が魅力不足。
おすすめ度 ☆☆☆
2012年作品
「スター・トレック」のクリス・パインと「インセプション」のトム・ハーディのイケメンコンビが、一人の女を愛してしまい、お互いスパイ技術を駆使して大ハッスル。
愛される女に扮するのが、リース・ウィザースプーン。こちらは、それほど魅力的でないのがみそ。
スパイものだけに、駆け引きやアクションは堪能。
まあ、おいしい企画だ。
題名が魅力不足。
おすすめ度 ☆☆☆★
太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」をケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点を交えたスクリューボールコメディとして「グッドバイ」のタイトルで戯曲化、演出した舞台の映画化。
舞台が土台にあるので、演劇調。
原作では、十人の女と関係のある男が主人公。映画では、三人にはしょってある。
戦後の復興期、文芸雑誌の編集長・田島周二は何人もの愛人を抱えていた。さすがにこのままではまずいと思った田島は彼女たちと別れる決心を固めるが、愛人たちを前にすると優柔不断な性格が災いし、別れを切り出すことが出来ずにいた。
困り果てた田島は、ガサツで金にがめつい担ぎ屋・キヌ子に女房を演じてくれと頼み込む。しかし、泥だらけの顔を洗ったキヌ子は誰もが振り返る美しい女性だった。
舞台と同じ役を演じた小池栄子。役回りにピッタリだが、だみ声は不自然。
後半は、占い師の予言通り、大変なことになった後、大団円となるのだが。
どたばたコメディに徹しきれなかったのが、マイナス点。
助演も含めて、役者揃いだが、その割に、生かされてない感じ。
改めて太宰の晩年を思い起こす。
おすすめ度 ☆☆☆
「のむコレ3」上映作品
王朝ものだが、時代喜劇。
一応史実に基づいてとあるが、フィクション味があふれている。
ゆすりを生業にして暮らすドクホと取り巻きの仲間たち。彼らの詐欺の腕前を聞きつけた忠臣ハン・ミョンフェは、王朝の良い評判をでっち上げる仕事を依頼する。
いろいろ仕掛けを考え、王の権威を高める。
コメディスター共演の感じ。
韓国映画の幅の広さを感じさせる。
おすすめ度 ☆☆★
ゲームおたく好き ☆☆☆
テレビアニメ化もされた人気コミックを実写映画化。
26歳OLの桃瀬成海は、転職先の会社で幼なじみの二藤宏嵩と再会する。ルックスが良く仕事もできる宏嵩は、実は重度のゲームヲタク。そして成海もまた、マンガやゲーム、コスプレ、そして何よりBLを愛する腐女子だった。
不器用な二人の恋愛話をミュージカル仕立てで。
高畑充希と山崎賢人の絶妙コンビ。ミュージックもうまい。
なのになぜかはじけない。
福田雄一が、ミュージカル仕立てで、がんばっているがちょっと空回り。
まあ、高畑充希を見ているだけでもいいのだが。
おすすめ度 ☆☆☆★
香港映画 R15+
製作総指揮ジャッキー・チェンが放つ、本国興収ランキングNo.1メガヒット・アクション超大作!!
男たちの新たなる挽歌がはじまる――
兄弟同然に育ったシウォン、フォサン、ビル、タンディン、マウスは、彼らなりの正義の掟に従って人生を歩んでいた。
高額の新薬強奪計画を実行、5人は輸送車を奪うことに成功するが、車に積まれていたのは新薬ではなく膨大な金塊だった。
4人を裏切ったビルが金塊を手に入れるために画策したのだ。金塊はビルの手に渡り、口封じのために壮絶な銃撃戦に巻き込まれた4人は散り散りになってしまう。5年後、再び顔を合わせた4人は、ビルへの復讐のため壮絶な戦いに挑む。
アクション映画本領発揮。
銃撃戦、カーチェイス、肉弾戦。盛沢山。
ハンガリーやら日本やらモンテネグロと国際的。
倉田保昭も参戦、色を添えている。
香港版アクション大作。
おすすめ度 ☆☆☆
韓国西海岸の都市木浦が舞台。
市場が開発の対象になっている。
反対派集会を取り締まっているやくざ。
そのトップが、集会のアジテーター弁護士に一目ぼれ。
取り締まりを辞めてしまう。
だが、身についたさびはなかなか落ちない。
国会議員選挙。
民衆派の議員候補が、やくざに襲われけが。
くだんのヤクザ、乗り合わせたバスが事故で、橋から転落。
運転手を助けたとして、町の評判に、
人気が出たところで、ピンチヒッターに、国会議員に立候補。
相手の候補は、やくざにいろいろ工作。
弁護士も誘拐される。
コメディにアクションが加わった大衆路線。
主演のキムレオンが男前で、盛り上げる。
また、韓国映画の良作が。
おすすめ度 ☆☆☆★
また、すごい韓国映画!
韓国と北朝鮮の軍事境界線の地下要塞で展開する極秘ミッションを描いたサバイバルアクション。
近未来、アメリカと中国の秘密作戦。
PMCは、民間軍事会社。アメリカCIAの依頼で動く。
ザ・バンカー、南北境界線DMZの地下バンカー。
バンカーという、地下空間が舞台だが。VR 映像や自走式ドローンのカメラ映像など凝ったカメラアングル、特殊効果を多用した凝りに凝った映像づくり、臨場感溢れるアクション、本物の傭兵かと見まごうばかりの役者陣、二転三転する練りに練った脚本と、かなりの高レベルの作品だ。
そして、北朝鮮のキングと呼ばれる、金総書記を思わせる登場人物。
裏切り。
味方は次々と殺されていく。
頼れるは、北朝鮮の医師。
こんな映画は、日本では作れない。
おすすめ度 ☆☆☆★
驚異の動員1600万人突破! 韓国歴代興収ランキング第1位の記録的メガヒット!
麻薬捜査班が検挙のために偽装営業したのは、フライドチキン店! ?
チキンを揚げるか、犯人を挙げるか―― 前代未聞の“揚げる大捜査線"が始まる! !
韓国コメディも侮れない。
本作は、コメディとアクションという二つ美味しい作品。
麻薬捜査班の5人の息もぴったり。
麻薬捜査の潜入先が、店を売りに出したので仕方なく、買取、開業。
しかし、意外や、カルビ味のチキンが大評判、捜査そっちのけだが、
後半は、がぜんアクションシーンに。
面白さてんこ盛り。
おすすめ度 ☆☆☆
ニコラスケイジ、このところB級映画に出まくっているが、これもその一本。
ニコラスケイジが出ているだけで、B級がアップする。
ちょっと悪そうだが、本当の悪は別にいる。
猛獣ハンターのフランクは、ブラジルのジャングルで希少なホワイトジャガーの捕獲に成功し、プエルトリコに向けて出港する。
だが、その船には、獰猛な殺人犯を移送するチームが同乗。
二組の悪が、いろんなことを仕掛ける。
そして、悪同士の対決。
そこに、獰猛な動物が絡むはずだが、その要素は少ない。
船の中というワンシチュエーション映画だが、そこに獰猛な動物をかましたのがみそ。
ただ、動物が売りの割には、活躍の場は少ない。
まあ、ニコラスケイジの活躍は見られる。
久しぶりの朗報!
今までカンヌ映画祭での受賞歴のある黒沢監督、ベネチアで快挙。
昨年、記録的な雨で大洪水のベネチア。
今年は、コロナで、観光客も激減。
そんな中で行われた、映画祭。
日本の受賞は、17年ぶり。
北野武の「座頭市」以来だ。
黒沢明監督の「羅生門」の金獅子賞が白眉だが。