ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「トキワ荘の青春」、1950年代、漫画家たちが集まったアパート!

2022-01-16 17:09:49 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

漫画家たちの青春に興味のある方 ☆☆☆★

1996年製作 2020年5月、デジタルリマスター版でリバイバル上映。

手塚治虫をはじめとした日本を代表する漫画家たちが若き日々を過ごし、東京都豊島区に実在した伝説的アパート「トキワ荘」の日常を、昭和30年代の懐かしい空気感をそのままに描いた青春ドラマ。

藤子不二雄 による視点で当時リーダー的、兄貴的存在だった寺田ヒロオ(本木雅弘) を基軸に当時を再現して物語っている。

寺田ヒロオは、その後、筆を折っている。

この寺田を主人公としてことで、のちに活躍する華やかな漫画たちが描かれるのでなく、さえない映画となっている。

さらに、登場人物が多く、当時の若手俳優を使っているので、区別がつきにくい。(描いた漫画を合わせて見せてくれたらなあ)。手塚治虫をはじめ、「藤子不二雄」の藤本弘と安孫子素雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、つげ義春など、そうそうたるメンバーなのだが。

1996年キネマ旬報ベストテン第7位など玄人筋には評判がいい、

 

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「ウォール街」、インサイダー取引の実態!

2022-01-16 10:44:26 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

株取引に興味ある方 ☆☆☆☆

1987年製作 NHKBSプレミアム鑑賞

証券取引もインサイダー取引などがわかっていないと難しいかも。

活気に溢れたウォール街で働く若き証券マンのバド・フォックス(チャーリー・シーン)が、剛腕投資家のゴードン(マイケル・ダグラス)に接近し、危険なマネーゲームに巻き込まれていく。

カークダグラスの息子マイケルダグラス、渾身の演技で魅了する。アカデミー賞主演男優賞もうなずける。

インサイダー取引で、稼ぐ金額は大きい。

結局は、犯罪として罪に問われることになるが。

そのぎりぎりのせめぎあいが面白い。

それに豪華な生活の実態がうかがわれてうらやましい。

当時の証券取引の実態が活写されている。

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「王の願い ハングルの始まり」、国のために、民衆のために!

2022-01-15 18:57:06 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆

ハングルに興味がある方 ☆☆☆★

独自の文字創生のため命を懸けた世宗大王を描いた歴史劇。

ただ、何カ国もの言語に詳しい和尚シンミとその弟子たちが実態を担った話は、フィクションらしく、解明されていないようだ。

王にソン・ガンホを起用し、和尚にパク・ヘイルを起用。演技で見せようという意図。

朝鮮第4代国王・世宗の時代。朝鮮には自国語を書き表す文字が存在せず、特権として上流階級層だけが中国の漢字を学び使用していた。

韓国独自の言葉を使うことには、反発もあった。

そこを昭憲王后がバックアップ。

ハングルという表音文字。

その成り立ちの説明だが、やはり、韓国語になじまない者にとっては、いささか退屈。

韓国語を知っている人にとっては、いい教材かも。

 

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連続テレビ小説「マー姉ちゃん」、サザエさんの姉の話!

2022-01-15 10:07:26 | ドラマ

1979年放送のNHK連続テレビ小説。

原作は漫画家長谷川町子自伝エッセイ漫画サザエさんうちあけ話』。

現在、NHKBSで放映中。

サザエさんの姉まり子をモデルにしたドラマ。

第二次大戦時が背景。

まり子は、絵が上手で、東京で田川水泡や菊池寛が出てくる。

戦時中のため出征や疎開など、ドラマ満載。

基本喜劇だが、たくさんの人が出てくる壮大なドラマ。

熊谷真実がまあ―姉ちゃん、田中裕子がマチ子、母を藤田弓子が演じ、なかなかのもの。

鈴木光枝や益田喜頓ら芸達者な面々が笑いをかもす。

 

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「クライ・マッチョ」、クリント・イーストウッドの監督・製作・主演作!

2022-01-14 16:56:57 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

クリント・イーストウッド好き ☆☆☆★

1975年に発刊されたN・リチャード・ナッシュによる小説の映画化。

91歳のイーストウッドが監督、主演。

もうその姿はよぼよぼ。

昔ロデオ界のスター、今、競走馬の種付け役。

その彼が、メキシコに住む恩人の息子の誘拐を頼まれ、メキシコに出かける。

こんな、よぼよぼ爺に、こなかけるメキシコ女。(ちょっとやりすぎ、ぎこちないダンスシーン)

息子はといえば、マッチョという喧嘩鶏を仲間に風来坊。

この二人が、アメリカ目指してのロードムービー。

警察や母親のグループに追いかけられるが、生ぬるい。

途中、このおいぼれが少年に、マッチョな教訓を垂れるが、響かない。

いまだに、この老体に映画を撮らせる映画界の貧困を見せつける。

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「劇場版 アーヤと魔女」、スタジオジブリが同社初の長編3DCGアニメ!

2022-01-13 17:23:41 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

原作、「ハウルの動く城」の原作でも知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズの同名児童文学。

1990年代のイギリスを舞台に、自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、奇妙な家に引き取られ、意地悪な魔女と暮らすことになる姿を描く。ある種成長物語。

2020年12月30日にNHK総合で放送。2021年には、テレビ放送版に一部の新カットなどを追加した「劇場版 アーヤと魔女」として劇場公開。

83分と中尺で、ちょっと物足りない。

題名や、ポスターからてっきり外国作品かと思っていた。

ジブリ映画だが、宮崎吾朗が監督。

評判も動員数も伸び悩み。

魔女ものも扱いによっては?

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「プロフェッショナル」、きっちり仕事こなす西部の男たち!

2022-01-13 14:57:57 | Weblog

おすすめ度 ☆☆☆

西部劇好き ☆☆☆★

NHKBSプレミアム 放映

1966年製作

1917年、メキシコ革命の時代。数百名の革命派くずれの無法者たちが、山賊となって国境付近で暴れまわっていた。

その頃テキサス油田の持ち主グラントの妻マリア(クラウディア・カルディナーレ)が彼らに誘拐され、身代金10万ドルを要求されていた。グラントは妻をとりかえすため4人の男を雇った。

ァーダン(リー・マーヴィン)は、射撃の名手で4人のリーダー格。エーレンガード(ロバート・ライアン)は馬に関しての専門家、ジェイク(ウディ・ストロード)は追跡と狩りの名人で、ナイフと弓矢の術は抜群だ。そしてドルワース(バート・ランカスター)はダイナマイトの専門家といったぐあい。

4人は、契約通り、革命軍の首領ラザ((ジャック・パランス)のもとにいるマリア救出に取り掛かる。

イタリアの妖艶女優がメキシコの山賊の女にと国際的。

ごつごつした岩場での銃撃戦が主体。砂漠の移動は大変だ。

岩陰に隠れて敵を狙う。

バートランカスター演じるドルワースの見せ場が多い。

ラストは、粋な計らいで、賞金はゼロ。

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「プロフェッショナル」、きっちり仕事こなす西部の男たち!

2022-01-13 14:39:56 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

西部劇好き ☆☆☆★

NHKBSプレミアム 放映

1966年製作

1917年、メキシコ革命の時代。数百名の革命派くずれの無法者たちが、山賊となって国境付近で暴れまわっていた。

その頃テキサス油田の持ち主グラントの妻マリア(クラウディア・カルディナーレ)が彼らに誘拐され、身代金10万ドルを要求されていた。グラントは妻をとりかえすため4人の男を雇った。

ァーダン(リー・マーヴィン)は、射撃の名手で4人のリーダー格。エーレンガード(ロバート・ライアン)は馬に関しての専門家、ジェイク(ウディ・ストロード)は追跡と狩りの名人で、ナイフと弓矢の術は抜群だ。そしてドルワース(バート・ランカスター)はダイナマイトの専門家といったぐあい。

4人は、契約通り、革命軍の首領ラザ((ジャック・パランス)のもとにいるマリア救出に取り掛かる。

イタリアの妖艶女優がメキシコの山賊の女にと国際的。

ごつごつした岩場での銃撃戦が主体。砂漠の移動は大変だ。

岩陰に隠れて敵を狙う。

バートランカスター演じるドルワースの見せ場が多い。

ラストは、粋な計らいで、賞金はゼロ。

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「ブータン 山の教室」、ヒマラヤ山脈にいある山村の学校!

2022-01-12 17:09:27 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆

ブータン映画

ブータンの今を描写しつつ、普遍的な価値観を提示する。

プータンは、世界一幸せな国といわれている。

そのプータンを脱出して、オーストラリアでミュージシャンを目指す青年。

一年の契約で、ヒマラヤ山脈の標高4800メートルにある実在の村ルナナで、子供たちに教えることになる。

電気もトイレットペーパーもない土地、もちろん携帯電話も使えない。

初めは戸惑っていた青年も、純真な子供たちに心を動かされる。

自然の美しさはもちろん、村人の心のやさしさ。

心が洗われる映画だ。

村の歌を通して、恋物語もある。

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「黒部の太陽」、黒四ダム工事をめぐるドラマ!

2022-01-12 15:01:02 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

骨太映画好き ☆☆☆☆

NHKBSプレミアム 鑑賞

1968年製作

これほど骨太な作品は、今では作れないだろう。

時の大スター、三船敏郎と石原裕次郎。

当時演劇界のトップ劇団民芸の全面協力。

196分の長尺。

トンネル工事が主体なので、再現セットは愛知県豊川市熊谷組の工場内に作られた。

原作、木本正次の『日本人の記録・黒部の太陽』(毎日新聞社刊)

当時脂の乗り切った熊井啓作品。

ほぼドキュメンタリータッチで描かれるが、三船敏郎の娘と石原裕次郎の恋物語。

三船敏郎の娘の白血病発症。

石原裕次郎と、辰巳柳太郎の親子対決。

滝沢修社長の英断。

と、役者を生かしたドラマを用意。

大がかりなダム建設の迫力は、見るものを飽きさせない。

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