日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

消火栓を使った放水訓練

2014年08月04日 | 日記
6月8日(日)に予定されていた西洗自治会の防災訓練が雨で流れたので、訓練の1種目として予定されていた消火栓を使った放水訓練も実行できませんでした。
しかし、この放水訓練とは別に西洗火消しの会が8月3日(日)(昨日)班別放水訓練を予定しており、特定の7つの班が訓練を受けることになっていたので、会は特定班以外の人でも希望者は参加できることにしてこの日の放水訓練を実行しました。
結果的には特定班の人々が多かったようですが、大勢の一般住民が放水訓練を受けました。
猛暑で、熱中症になる人がいるのではないかと心配でしたが無事訓練は終わりました。

西洗火消しの会の放水訓練はなかなかよく仕組まれていると思います。
最初に会の若い人4人による模範演技が行われました。
1人は指揮者、残り3人が1番員から3番員を務めました。
つまりホース2本を接続して放水しました。

次に住民の訓練が行われましたが、指揮者は会の人が務め、1番員から3番員を住民が務めました。
3人ずつの住民チームは9チームぐらい編制されました。
その場で訓練を受けたいと名乗り出た人で3人ずつのチームを編制しましたが、住民は次から次へと名乗り出ました。
1住民に対し必ず1人の西洗火消しの会の会員がついて指導補助安全確認を行いました。

1回の放水でホースを2本使いましたが、使い終わって水を含んだホースを巻き上げている間に次のチームが別のホースを使って訓練を受けましたので、遊びなく訓練はてきぱき行なわれました。

西洗火消しの会は住民に対し毎月水を出さないで消火栓にホースをつなぎ放水態勢をとる訓練をやってきましたが、いざ放水するとなると住民は緊張するようで消火栓を開けるのに左回しをして反対に消火栓を閉めたり、ホースを延長するとき、巻いたホースの転がし方にとまどい、もたもたしたりする人もいました。
総合的には住民に躊躇がなく、日頃の水を出さないで行なってきた訓練の成果が出ていると思いました。

もう一つ感心したのは放水訓練以外にホースの延長だけの訓練も行われました。
1時間30分ぐらいで訓練は終わりましたが、見事な訓練の段取りであったと思います。

なお、上永谷消防出張所から所長、消防士数名が協力して、要所々々、指導補助安全確認を行っていました。
上永谷消防出張所、西洗火消しの会、住民の連携は素晴らしいと思います。

消火栓を使った住民による消火などやらないですむことが最善です。
火を出さないことが第一です。
仮に家で火が出ても家庭用消火器などを使って火が小さいうちに消し止めることが次善です。
最悪火災が起こっても119番通報で消防車がかけつけてくれると思います。
しかし、まれと思いますが、消防車がすぐ来ない場合があります。
近所の住民が助け合って消火栓を使って消火したり、延焼を防止したりして大火事にしない工夫努力は大切なことと思います。
コメント
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