私は後期高齢者です。腎臓内科の医師が言うには、腎臓機能の3/4以上を失っているそうです。歩けなくなると、生活が非常に苦しくなると思い、よく歩くことを心がけています。
近所に死ぬ前の日まで生協に通って買い物をしていたお婆さんがいました。食事の支度も頑張っていた方です。年齢は聞いていませんでしたが、軽く90はこえていた方です。
彼女は私の家の前の道を歩いて生協に行きましたからよく見かけました。亡くなった夜の前の日も生協に行きました。いつもより苦しそうで、うつむいてショッピングカーを引きながらとぼとぼと歩いて行きました。頑張るなあ、しかし今日はかなり元気がないなあと思いました。
次の日の朝、救急車が彼女の家に来ました。驚きましたが、彼女が亡くなっていました。最後までともっていたろうそくがぱっと消えたような亡くなり方でした。
このお婆さんのように、生き、死ねたらいいなと思っています。体調不良の時でも、気持ち元気を保ち、家事、木工、庭づくり、生協に歩いて買い物に行くこと、西洗公園での運動や枯れ葉掃除、町の周辺の散策などを「楽しく」こなすようにしています。すると食事もおいしく、睡眠も深くなるような気がします。
死ぬのではないかと思うほど体調が悪い時があります。かかりつけの総合病院に行くと、現代の医学はすごいもので、何か対策を講じてくれて体調がちょっとよくなります。気持ち元気を取り戻し、普段の生活に戻る努力をします。すると体調もよくなるようです。
気持ち元気を失い、寝込むと足腰がどんどん弱くなり、歩けなくなり、家に閉じこもりがちになります。寝込んだ後、外出すると最初は歩けないのですが、ここで歩かないと本当に歩けなくなると思い、次の日も外出に挑戦するようにすると、次第に歩けるようになります。
頑張って、生協に歩いて買い物に行くことは、足腰の訓練になると思います。重い荷物を手に持って歩くことは危険です。歩く姿勢が悪くなるので関節などを痛める恐れが大きいと思います。普通のショッピングカー、昔の乳母車のような押すタイプのショッピングカーがいいと思いますが、私は今のところ自転車を利用しています。乗りません。押しています。倒れないように横方向のバランスをとるのが面倒ですが、ショッピングカーより軽いと感じます。車輪が大きく、タイヤに空気が入っているからです。