今日、町のボランティアが集まったある会合に出席しました。みんなよく知っている人ですが、その中の1人が、あることを20年もやり続けて来たことを初めて知り感動しました。新しい先生を見つけたと思いました。
学校時代、感動した先生に会った人は、先生から大きな影響を受け、生き生きした人生を送れると言われています。
会社員の場合、会社員時代は、実績主義、昇進昇給競争、過重な仕事などでストレスを受ける人が多くて、先生と思うような感動した先輩などに会うことはまれです。
その点、町は、感動する人が多いと思います。町は競争社会ではありません。町で会社員然として競争したり、管理者然として威張ったりしたら総すかんでしょう。
町は協力社会です。会社で熾烈な競争を生き抜いた人でも、退社後は、自分の経験知識を活かして町で活動する人がいます。学校時代にやりたいと思ったが、会社員時代にできず、退社後、自由になってやりたいことに集中し、思いを実現する人がいます。あるいは、会社では得られない幸福を町で見つける人がいます。
退社後、何をすればいいかわからないとか、会社員時代のストレス多き人間関係が頭に染みつき、町でも同じと思い込み、町の人との人間関係を避けるとか、町の人との交流を嫌う、あるいはできない人が多いと思います。
町は違います。町には、感動する、生き生きと生きている、先生と呼べる人が多いと思います。
現役でも年金生活者でも、町の自治会役員、町のボランティア、町のクラブなどの会員などになって町の人と交流すると自分にとって先生と呼べる人に会うことができます。そして先生から学ぶことによって自分の人生をさらに豊かにすることができます。
私は、69歳からですが、町のボランティアをやったり、町のクラブに参加して、先生を見つけ、生き生きと生きることができていると思っています。クラブには、その歴史を調べると、先生と呼べるような人が記録に残っています。亡くなっていて私は会ったことがありません。10年早くクラブに入っていればその人に会えたのにと残念に思っています。
町での活動は人生を豊かにします。現役のときから町と関係するようにするといいですね。