日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

西洗公園南東部の樹林地は、春夏、緑陰を形成しているが利用されていない

2024年11月06日 | 社会

この樹林地は、半分は雑草混じりの芝生あるいは背の低い雑草の草地、半分はオオムラサキツツジの植込みになっています。南側および東側の一般道に面した部分が芝生・草地空間になっています。

しかし、芝生広場東と、この空間の間にオオムラサキツツジの非常に大きな植込みがあります。芝生・草地空間は、芝生広場東に閉ざされ、一般道に開かれている状態で、芝生広場東から見えず、一般道から丸見えになっています。たとえば母親は、緑陰が気持がいいと思って芝生・草地空間にいても、植込みが邪魔して芝生広場東の滑り台で遊んでいるわが子が見えません。不安かつ落ち着けない空間です。また、植え込みが、うっとうしく、空間を何となく、暗く、陰湿にしています。

植込みの中には細い道ができていますが、樹林地ですから、もっと暗く、もっと陰湿です。細い道は露出した木の根が無数で、躓きやすくなっています。夏は藪蚊やいろいろ虫が多く、刺されたりします。

素晴らしい樹林地ですが、実は死んでいます。この樹林地の芝生・草地空間を歩きぬける人はいますが、空間にとどまって緑陰を楽しむ人は皆無です。

この樹林地を生かすためは、植込みを除去し、芝生広場東に開かれた状態にすることが望ましいと思います。地面は、露出している木の根が隠れる程度、土盛りし、平面にするといいと思います。

西洗公園東側一般道から柵越しに芝生広場東を見た写真。樹林地のケヤキの下はオオムラサキツツジの非常に大きな植込みがあり、滑り台の上の部分が見えるだけで、芝生広場東は見えません。柵と植込みの間の芝生空間は、一般道に開けているだけでここを居場所にする人は皆無です。道行く人、近くに住む人は景観を楽しめます。

植込みを除去し、整地して実験的に移動できるテーブル・イスセットを置いてみてはどうでしょうか。芝生広場東も西もよく見え、母親は、テーブル・イスで憩いながら元気に遊ぶ、わが子を見張れます。

昨日はこの樹林地の東側一般道に面した芝生空間の草抜きををやりました。これまでこの芝生空間は刈払機で草刈りをやってきました。チガヤのような強敵雑草はまだ繁茂せず、鎌を使って、「チョンチョン雑草抜き」で簡単に根っこごと抜けるような普通の雑草が繁茂しています。

雑草抜きを一度頑張ってきれいな芝生にしてしまった方が、管理が容易ではないか、清潔、美を保てるのではないかと考えています。

初めて気付きましたが、まだやっていませんが、南側一般道に面した面も、芝生・草地空間で、雑草抜きをやれば、美しい芝生空間になると見ました。居場所、活動場所として効用を上げるべく、雑草抜きに挑戦したいと思っています。

なお、この樹林地はケヤキとソメイヨシノです。ソメイヨシノが寿命で、枯れがひどく、太い枝が折れで落ちてくる恐れが大きい状態です。そこで今後半年以内に園芸土木会社が来て伐採します。樹林地を保全するため、次の樹木をどうすればいいかが課題となっています。

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西洗公園の強敵雑草NO.1はチガヤ、このチガヤも消えつつある

2024年11月06日 | 社会

公園南側の芝生広場でクローバーの繁殖が目立っていたので強敵雑草NO.1はクローバーと思っていましたが、クローバーは根が普通の根で、地上の茎の根元を持って引き抜くと、根っこごときれいに抜けます。楽勝とは言いませんが、強敵雑草NO.1ではないようです。ただし花が咲き、種が落ちると、小さなクローバーが無数に発芽し、この段階で引き抜くことは非常に面倒です。種ができる前、雑草抜きをやるといいいのではないでしょうか。かなり大きくなっており、引き抜きやすいと思います。

それでは西洗公園で強敵雑草NO.1は何かというと、チガヤではないでしょうか。イネ科多年草で、草だけ30-80cmです。地下茎がどんどん伸びて繁殖します。南門東側および西側の空間で大繁茂しました。南門北側の石積擁壁の上、柵との間の40cm程度の幅の空間は、昔は芝生がきれいでしたが、近年はチガヤがはびこり、道行く人に、西洗公園は雑草茫々との印象を与えていました。

西洗自治会に、西洗公園の「雑草をとるな」という不可解な考えが、2013年頃までありました。2013年、自治会で「雑草をとるな」が大問題になり、実は、「雑草をとるな」と叫んでいたのは、ほんの少数の人であったことが判明しました。2013年には、反対に「雑草をとる」という不文律が成立し、「雑草をとるな」と叫んでいた人達は静かになりました。「雑草をとるな」と叫んでいた人達があげた理由は、土が流れる、土煙が立つ、生物多様性が失われるでした。しかしこれらは口実で、彼らは公園が「公」園であることを忘れていたようです。

最近は、町の高齢化が原因で、「雑草をとるな」という考えは、楽をすることに利用され、自治会は、当番班による公園清掃では「雑草取りはできない、やらない、落葉掃除でいい」と言い、刈払機、草刈機で刈るだけになっていました。自治会は、雑草をとる(抜く)ことを考えませんでした。当然のことながら今年の4月は、西洗公園は雑草公園でした。近くの町のある自治会長が、西洗自治会には「公園愛護会がないのか」と批判していました。

かねがね、住環境改善のため、舞岡公園でボランティア活動をやったり、ひぎり連合自治会で緑アップ、緑道建設などの検討を進めていた人が、もう西洗公園は放置できないと、決心して立ち上がり、今年度西洗自治会生活環境部長に志願し、4月に就任し、すぐ「西洗公園の七つの危険」という報告書をまとめ、5月に港南土木事務所を訪問し、対策を要望しました。

一方で、毎月1,2回の当番班2班による公園清掃の作業方針を大胆に変え、雑草取り重視に転じました。このブログに書いてきましたが、これまで、7か月、当番班による公園清掃で雑草取り反対と言った人は「一人」でした。足腰が弱くて落葉掃除に回った人は大勢いましたが、ほとんどの人は雑草取りに肯定的でした。班長はすべて前向きで、率先して雑草取りに挑戦しました。元気老人はみんな雑草取りに回りました。子供を連れて雑草取りに回った若い人達も大勢いました。

日限山4丁目の住民は、みんな、西洗公園の、安全、清潔、美、町の人々の居場所、活動場所としての効用、維持管理体制を重視していると実感しました。公園清掃は、班員の親睦の場になっていることも実感しています。これまでの自治会の「できない、やらない」風潮はうそだったと思っています。

今年5月から西洗公園愛護会も活動する愛護会に転じました。会員募集中です。現在、日々働く園丁は一人、草花担当は二人、腐葉土づくり担当は一人、刃物類の砥ぎ担当は一人です。全体で10名いますが、兼務している忙しい人が多いと思います。当番班による公園清掃は、会員は参加を原則にしています。日々働く園丁は数名いるといいですね。

話しがそれましたが、最強の強敵雑草チガヤも、西洗公園から消える日が近いと確信しています。まだ1年もたっていませんが、西洗公園は、雑草公園から、芝生公園にもどっています。

いかに町が高齢化しても、人口が減っても、町の人々の「できる、やる」精神は重要ですね。「老病に悩んでいる、町や自治会のことを考えることができない、やらない」、「自治会を退会する」ではなく、やることができなくても町や自治会のことを祈る心が、「人を育む生き生きした町」をつくると思います。内向的になるより、自分も、この方が幸福と思います。

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