小さな部品が壊れただけなのに100万円するような設備でも、10年も時がたつと、その部品の製造はもちろん中止、廃棄になった設備から取り出しておいた部品も含めて部品の在庫がなくなると、修理専門の会社もお手上げとなり、より安価な設備をつくっている会社があるからその会社の設備を買ってはどうかというお話しになります。
安い設備の性能が、高い設備の性能と同等なら顧客は安い方を買います。高い設備の会社は顧客を失います。経営は不調になってその設備部門は廃業あるいは売却となります。かつては好業績の会社だったのに競争に負けて不良会社になる例は多いですね。
私の場合は古い液晶ディスプレーパネルを活用して外付けの液晶ディスプレー装置に再生できるかということですが、一般論で、ICドライバ―や電源をつくっているメーカーは非常に多いですね。液晶以外のディスプレーパネルも普及してきたが、現在でも液晶は完成度の高い技術です。見る角度で見えないという欠点もありますが、利点としてリアルで美しい動画を映し出せる、低コストで生産できる、消費電力が少ない、などがあります。
問題は、私が分解して取り出した2013年製の液晶パネルに合ったドライバーや電源があるかどうかです。型式を言えば、すぐあるないと答えてくれる特殊仕様パソコンの設計会社、部品等を販売している店はありそうです。それほどむずかしいお話ではないようなのでこれまでに調べた会社や店に相談してみようかと思います。
自分の机の上に分解して取り出したプリント配線基板を置いて、じっと考えています。実は分解したパソコンにはHDMI出力端子も入力端子もついていません。2013年、そういうデスクトップパソコンを深く考えないで買ってしまいました.
ディスプレーパネルから伸びているワイヤーハーネスはプリント配線基板の通常のコネクターに接続されていました。ICドライバ―がどれか認識しないまま分解処分していました。仮にわかっても私の知識では、このパソコンのICドライバ―をHDMI入力端子を持ったディスプレー装置に活用することはできません。
普通の人が自分でパソコンを組み立てるということがどういうことかわかってきました。ちゃんと部品があって、+ドライバーとネジで、あるいはワイヤーハーネスで組み立てることができるならできるということですね。つまりキットがあればできるということですね。ディスプレー装置を自分で設計制作することは容易ではありません。精密複雑なプリント配線基板を見ていて、単機能でもこの基板に相当する部品配線を行うことは私には不可能です。初めて特殊仕様のパソコンをつくる人は、パソコンあるいは部品メーカーにお金をかけ、開発をお願いするか、あるいは会社が開発する気になって協力が得られてつくれるということですね。
電子工業は超ハイテクですね。量子(光子)コンピューターになったらコンピューターは普通の人にはブラックボックスです。
普通の人のためにはローテク産業がだいじです。農林水産業を軽視するような国は発展しませんね。今の私は公園仕事や家庭菜園の方が気が休まります。話が飛びましたね。
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