記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

残酷ないたずら

2009年02月03日 19時47分13秒 | Weblog
小学校5年の時のバレンタインのこと。
昼休みに4人の男の子たちがS君の机の中にバレンタイン用にかわいく包装された小さなチョコを忍ばせた。
なんで男の子があげるの?って不思議に思いながら1番後ろの席にいた私は友達とおしゃべりしながら見ていた。
しばらくして教室に戻って来たS君は5時間目の教科書を取ろうとして、机の中に手を入れた。
するとあるはずのない箱にぶつかった。手に取り、声をあげた。もちろん犯人の4人も見ている。そのうちの一人が「すごいじゃんS!」みたいなことを言って近寄ってきた。半分笑いを抑えて。有頂天になっているS君に誰も本当のことが言えなくなっていた。
私たちだって言えない。結局誰があげたチョコなのかわからないまんま。S君が席をはずすと悪ガキ4人は「ばっかだあいつ、まんまとダマされてるよ」なんて言ってる。
子供って意外とキツイいたずらをするものだ。こわい。こわい。
私は特に本命の子がいなかった時は親友とチョコを交換していた。
女子高ではないので、本気で女の子から貰った経験はない。ただ一度だけ、部活の先輩から手づくりのお弁当を貰ったことがあった。中身のおかずは忘れてしまったが、かわいく三つ並んだ俵型のおにぎりが印象的だった。海苔と胡麻とゆかりがまぶしてあった。一体どういう意図があったのだろうか?未解決のままである。
fine ART photographer Masumi
コメント
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