記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

記憶をたどる

2009年12月05日 19時39分05秒 | Weblog
今日は大学の同期の友人3人と一足早い忘年会。
友人宅に泊まるので飲みつぶれても安心だ。
土曜休みはわたしだけ。午前中に届いた通販のパジャマをミニキャリーに詰め込み準備完了。
予備校時代に通っていた西武池袋線沿線だ。何十年ぶりだろうか。毎朝東久留米から池袋まで生まれて初めての満員電車に友人3人揺られて通い続けた。
そしていまだからカミングアウトするが、あの時、西武池袋駅のホームの壁に沢山貼られていた矢沢永吉さんのバカでかいポスターを手際よく引きはがしたことがある。新しいCDの宣伝だったはず。車内の吊り広告にあったAKIRAの広告は友人CHIEちゃんが大ファンだったので、人気の少ないときに一瞬のうちに引っ張った。あまり周りは気づいてない様子だった。
そんな思い出深い西武池袋線、いまは変わってしまった。懐かしい黄色の電車以外も停まっている。出来れば黄色に乗りたかった。
車窓を楽しみにしていたがあいにくの雨でガラスが水滴で曇り19時をまわっているため真っ暗で全くわからない。しかも東久留米駅は通過するんだった。あのとき過ごした寮はまだあるんだろうか。池袋にあった予備校自体はとうのむかしになくなっている。いままでひとかけらも思い出すきっかけがなかったが、今回の忘年会で記憶をたどることができた。

記憶が残るということは時に残酷な場合もあるが、過去が全くないことに比べたら幸せなのかもしれない。


fine ART photographer Masumi
コメント
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