記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

赤チンは死語だったの?

2016年06月16日 00時14分42秒 | Weblog

先日キッシュを焼いた時に、オーブンの内側に右の手首近くが当たり、2センチほどの火傷を負った
その傷がなかなか治らなくて、「赤チンがあれば乾燥して治りが早いのに、、、」と職場で話をしたら、赤チンを知らない世代が2人もいた
赤チン世代2人が説明しても、ちんぷんかんぷんの2人…

子どもの時はかなりおてんばだったので、手や足に擦りキズがあるのは当たり前だったそこで登場するのが赤チンオキシドールに比べると、キズ口にしみる痛みが少なく、何より肌が赤く染まり、光の加減でテカテカ光ることが面白かった
赤チンをつけると、キズ口も乾燥が保たれて早く治る気がした

さすがに今は、赤チンが必要なケガは滅多にしないが、たまに赤チンが欲しくなる
実家の薬の棚にまだあるんじゃないかな?さすがに捨てられたかな?

赤チンとは、「赤いヨードチンキ」の略。
当時どこの家にも必ずと言っていいほどあった赤チンがなぜ姿を見せなくなったかは、赤チンに水銀が含まれているからだ。
ただ、水銀には殺菌作用があるため消毒薬としてマーキュロクロムという名前で一般的に使用されていた。
実際は重篤な水銀中毒になる程の量ではないけれど、1970年代に問題となった有機水銀中毒の影響で徐々に生産中止に追いやられたのである。

ネットで調べてみたら、海外ではまだ使用されている国もあるようだ。次回旅行で訪れた時に、薬局で探してみよう!!

コメント
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