記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

タクシー泣かせの客

2016年10月08日 09時31分51秒 | Weblog
先日、遅い夏休みを軽井沢で過ごした
予約当初、10月の軽井沢は涼しい通り越して寒々しいかも、、、と心配していた
ところが、当日の東京はまさかの34度予報軽井沢は21度の予報となった

9時過ぎで既に眩しすぎる太陽が、東京駅新幹線のホームを照りつけていた
車では何度も行ったことのある軽井沢、新幹線で行くのは初めて!うたた寝する暇もなく、あっと言う間に着いてしまった
さすが軽井沢!清々しい空気を思い切り吸った気候が感情に与える影響は計り知れないねウキウキ度Max

早速軽井沢プリンスのアウトレットに向かい、気になるお店は全て見た。見終わるのに3時間はかかった新幹線の中でお稲荷さんを3つ食べたから、お昼過ぎてもお腹は全く空かなかった。
翌日はお天気が崩れる予定だから、今日中に旧軽井沢に寄り、お友達と実家にお土産を送る手配を無事に済ませた。

さあ、あとはホテルに向かうだけ。
旧軽井沢のロータリーからタクシーに乗った
早速運転手さんが話しかけてきた。
「東京からですか?」
「はい、そうです。」
「ここんところ、軽井沢はお天気が良くないんだよ。だんだん悪くなって来てる。今日は久しぶりに晴れたよ。」
「今日の東京は30度超えですよ。」
「ええっ?!そういえば気象情報で言ってたな。」
「だから、早々に逃げてきました!」
「笑い」
「お客さん、どこか観光する予定はあるの?」
「いえ、全くないです。ひたすらゆ〜っくりします。(感情込めて!)」
「(苦笑いを浮かべながら)そ、そうだよね毎日お仕事で忙しくしてるんだもんね。ゆっくりしたいよね
「そうなんです。どこにも行かないんです」

会話が終わった時、運転手さんの残念そうな横顔と心の内を見逃さなかった

"最近雨続きだったから、ここで稼いでおきたいな!
東京から来たお客なら、観光するだろう。
タクシーで効率よく回るプランを提案してみようか!"なんて期待したかもしれない。
その期待を無残にもバッサリ切り落としてしまった

ドライブに丁度いい距離の軽井沢は、学生の頃から好きなスポットだから大抵の観光地は回っている。
そもそも今回訪れた目的は、心身ともにデトックスするためなのだ。ほんのいっとき仕事を忘れて露天風呂に入ってゆっくりしたかったの。

ごめんね運転手さん。
期待ハズレな客を許して


アウトレット半分見終わったところで一休み。
ミカド珈琲のモカゼリー

宿のお部屋に飾ってあったのは、ピカソの絵

貸切露天風呂から森林浴

お庭の木々が素敵シャンパンが一層美味しくなる

トマトの中身をくりぬいて、きのこのソテーが詰まっています
自分でも作ってみたい

お刺身用の鮭を塩麹漬けにしたもの。こっくりとした味わいです。
これも作ってみたいな

色とりどりの高原野菜に感激
手前はビーツのソース、奥は野菜を刻んだドレッシング。

蓼科牛のステーキ。表面には塩麹が塗られてます。
ほのかな甘さを感じる柔らかなお肉です。

かぼちゃのカタラン。表面はカリッカリにキャラメリゼされてます

なんとお夜食用におにぎりまでいただきました
ありがたくお部屋に持ち帰りました。

朝食も盛りだくさんのお野菜に興奮気味

さつまいも入りのオムレツ。トルティージャ


コメント
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