八朔レモンジャムを製造していただいている老舗和菓子やさんは、千葉県の東庄町にある。
もともと、お父様の代からの和菓子屋さんだそうで、主に娘さんが「Flexieのジャム」と言うブランドを担当されている。
ホームページの自己紹介ページ、「わたしたちのこと」では、特にブランド名の由来に親しみを感じた
また、イギリスに留学されていたと書かれてあるので、実際にお会いした時に伺ってみるとびっくり仰天
なんとわたしと同じ、写真を目的とした留学だった。撮影と言うよりは、モノクロの現像技術を学ばれていたとのこと。
この出逢いは決して偶然なんかではなく、必然だと悟った
2回目の試作品でお会いした時には、8年ほど前まで写真活動をされていた時のポストカードを数枚頂戴した。
撮る被写体はわたしと同じ、風景。
それも日本の風景だった。ヨーロッパでの写真とちがい、日本の風景は、ふんわりとした湿度を感じさせる。
実は初回にお会いした際、自己紹介を兼ねて、モノクロカレンダーをプレゼントした。
それを見ていたら、撮影していた当時のことを思い出し、とても懐かしく感じられたとのこと。
私と出逢ったことで、「また写真を撮りたいなぁ」と、こぼしていた。
コロナの影響で、定期的に訪れていたフランス、イタリアにもご無沙汰状態
わたしもしばらくカメラを構えていない
「これ!」と感じた被写体を見た時の、あのワクワクどきどき感を忘れてしまった。
まあ、その代わりに創作意欲に力が注がれているのは間違いない
お互い、無事に撮影できる日が来ることを切に願います