先月末、雑誌FIGAROの主催で、4/7劇場公開の「PARIS TAXI」の先行上映・トークイベントに参加する機会を得た
上映会の場所は、遠い昔フランス語の試験を受けた場所、また図書館メディアークの会員だった飯田橋にある東京日仏学院。かれこれ、20年近く前のことである。
始まりが平日の19:00からと、片道2時間弱かかり不便ではあったが、懐かしい場所でもあり、思い切って申し込んだと言うわけ
さて。2018年の秋以来、すっかりご無沙汰になってしまったパリ。あれから4年半も経ってしまった
コロナ禍当初は、あまりにもパリが恋しくて、YouTubeで見つけると目をハートにしながら見ていたが、最近はそれもしなくなっていた。
でも、この映画を見ていたら、私も一緒にタクシーに乗っているような気持ちで、パリの街を満喫していました
この映画のなかでいちばん心に響いた言葉がある。
ひとつの笑顔でひとつ若返る
ひとつの怒りでひとつ老いる
あらためて実感しました。
笑顔でいるほうが、自分もまわりも気持ちいい
さらに嬉しいことに若返る
実は、この映画の主人公のリーヌ・ルノーさん、恐れながら初めて知りました。
この方、フランスの国民的シャンソン歌手で、フランスの最高勲章レジオン・ドヌール勲章を受賞されているものすごい有名な方でした
上映会のあとのトークショーで、作家でありエッセイスト・翻訳家である村上香住子さんが話していたこと。
「実は当時、あのエディット・ピアフがリーヌ・ルノーのことを非常にライバル視していたんです」
これには意外でした
わたしのイメージでは、あの独特の声の持ち主のエディット・ピアフは、あたかもひとり勝ちのように見えていたから。
エディット・ピアフは、私のブランドネームでもある「La vie en rose 〜バラ色の人生〜」を筆頭に、「Hymne à l'amour〜愛の讃歌〜」、「Non,je ne regrette rien 〜水に流して〜」などが代表作。
愛の讃歌 エディット・ピアフ
一方リーヌ・ルノーは全くの初耳だったので、YouTubeで彼女の歌声を聴いてみた。
Line Renaud - Etoile des neiges
個性的な声のエディット・ピアフとは全くことなり、いわゆる美しい声だった。
そして何よりこの美しさ
その彼女のプロフィールをVOGUEJAPANがわかりやすく書いていたので最後に添付します。
映画を通じて、彼女のことを知ることが出来、ありがたかったです。
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