記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

体験セミナー

2009年08月01日 22時35分32秒 | Weblog
足と靴の学校フロイデの体験学習を受けにnaocoさんと行ってきた
足に合った靴を探し続けている私。手作りの靴やさんで頼んでいる靴が出来上がるのを心待ちにしているが、それでも合わなかった時の事を考えて靴の学校を探していたのだ。つまり自分で作るために
セミナーの内容はオートぺディシューテクニック。整形外科学に基づく靴作りのことだ。靴の本場ドイツでは国家資格であり、ドイツの人口8000万人のうち3000人が技術者として活躍しているようだ。ライカで有名なドイツ。わたしもいつかはライカを持ちたい。しかし靴が本場とは知らなかった。

二時間のセミナーで足と靴の基礎知識、フットプリントの採り方、靴づくり体験を行う。
フットプリント(トップの画像)を採ることで、足の体積に対する骨の力のかかり具合を診ることが出来る。
全身で約206本ある骨のうち足の骨は28本の骨が片足に存在する。両足だと全体の1/4を占める。骨と骨の間には関節があり、その分複雑な形をとる事ができ、凸凹道でもなんなく歩く事が出来るのだ。逆に変形を起こしやすいとも言える。
扁平足とはアーチの役割のクッション機能が低下し、膝に痛みを感じたり疲れやむくみなどの機能障害を起こす原因の一つである。ちなみに私の幅広の足は横アーチの崩れが疑われる。
クッション機能のアーチが一旦崩れると大人では復活させる事は出来ないが、適切な位置にインソールを入れる事により崩れたアーチを正常に回復させる事が出来るという。依って足にかかる負担を軽減させる事が出来るのだ。
もう一つ驚いた事。体重60キロの人が土の上を歩く時の足にかかる衝撃は90キロ、コンクリートの上では225キロもかかると言う。ジャンプした時は最大でその6倍の力がかかるのだ。階段を一段抜かしで駆け下りる事がたまにある。22センチ足らずのこんな小さな足に、考えられないほどの衝撃を浴びさせていたのだ。

今回のセミナーでは、靴作りは大変だと思い知った。決して簡単ではない。行くなら短期集中コースではなく1年コースだろう。最後の砦はこの学校だ。一緒に行ったnaocoさんは今回のセミナーで改めて感じたこと。結局下駄や草履が一番だと。


初めて見ました!荒川都電。学校の近くで。

fine ART photographer Masumi
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レール | トップ | 待ちに待った試し履き »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
勉強になりましたね (naoco)
2009-08-02 11:58:10
フロイデで足の骨格のこととか勉強できて良かったです。
昨日は沢山のことをしたので、フロイデの記憶がちょっと薄れてますけど(笑)。

花火がすごくキレイでしたね。

靴の完成が楽しみです。
返信する
理論的な内容を知りたい (mamitan)
2009-08-02 21:07:25
痛む原因を知りたいよね。

結局アーチが崩れている疑いがあるというだけで、確実なところがわからない。

それは整形外科に行くべきなんだろうけど。

整形外科ではどんな対応をとっているんだろうか。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。