記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

戦う女性リーヌ・ルノー

2023年04月08日 19時30分45秒 | 映画館

 

 

先月末、雑誌FIGAROの主催で、4/7劇場公開の「PARIS TAXI」の先行上映・トークイベントに参加する機会を得た

 

上映会の場所は、遠い昔フランス語の試験を受けた場所、また図書館メディアークの会員だった飯田橋にある東京日仏学院。かれこれ、20年近く前のことである。

 

 

始まりが平日の19:00からと、片道2時間弱かかり不便ではあったが、懐かしい場所でもあり、思い切って申し込んだと言うわけ

 

 

さて。2018年の秋以来、すっかりご無沙汰になってしまったパリ。あれから4年半も経ってしまった

 

コロナ禍当初は、あまりにもパリが恋しくて、YouTubeで見つけると目をハートにしながら見ていたが、最近はそれもしなくなっていた。

 

でも、この映画を見ていたら、私も一緒にタクシーに乗っているような気持ちで、パリの街を満喫していました

 

この映画のなかでいちばん心に響いた言葉がある。

 

 

 

ひとつの笑顔でひとつ若返る

 

  ひとつの怒りでひとつ老いる

 

 

あらためて実感しました。

 

 

笑顔でいるほうが、自分もまわりも気持ちいい

さらに嬉しいことに若返る

 

 

実は、この映画の主人公のリーヌ・ルノーさん、恐れながら初めて知りました。

この方、フランスの国民的シャンソン歌手で、フランスの最高勲章レジオン・ドヌール勲章を受賞されているものすごい有名な方でした

 

上映会のあとのトークショーで、作家でありエッセイスト・翻訳家である村上香住子さんが話していたこと。

 

「実は当時、あのエディット・ピアフがリーヌ・ルノーのことを非常にライバル視していたんです

 

これには意外でした

わたしのイメージでは、あの独特の声の持ち主のエディット・ピアフは、あたかもひとり勝ちのように見えていたから。

 

エディット・ピアフは、私のブランドネームでもある「La vie en rose 〜バラ色の人生〜」を筆頭に、「Hymne à l'amour〜愛の讃歌〜」、「Non,je ne regrette rien 〜水に流して〜」などが代表作。

愛の讃歌 エディット・ピアフ

一方リーヌ・ルノーは全くの初耳だったので、YouTubeで彼女の歌声を聴いてみた。

Line Renaud - Etoile des neiges

 

個性的な声のエディット・ピアフとは全くことなり、いわゆる美しい声だった。
そして何よりこの美しさ

 

その彼女のプロフィールをVOGUEJAPANがわかりやすく書いていたので最後に添付します。

 

映画を通じて、彼女のことを知ることが出来、ありがたかったです。

 

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