先月のソーイングレッスンで、不意に私が思い出して話題にしたリリアン
リリアン、ご存知ですか
こどものころ、駄菓子屋さんに売っていたリリアン。
所狭しと、子供心をくすぐるお菓子やおもちゃ、アイドルのカードや、なめ猫のカード、紙風船なんかもあったけ。
その中で特に女の子が好きそうなリリアンは、10円や20円では買えなかったような気がする
リリアンは、ひたすら編み続けてできる紐状のもの。紐になったらおしまい。そこから新たに何を作るわけでもない。
ただ、当時は全く紐にならず、私にとってはただのガラクタでしかなかった
もちろん、本当は紐になってほしかったのだが、やり方が解らず、ピックのようなものもなかったと記憶している。
糸を星形に巻きつけただけで、一体全体どうやったら紐になって出てくるのか?と、疑問でしかなかった
ソーイングの先生にそんな話をしたところ、
「リリアン懐かしい〜!!なんで出来ないのよ〜!!あー、いまやりたい」
「じゃ、来月のレッスンでリリアンの編み方教えてください」
と言うことになったので、ネットで探し出し、昔ながらのリリアンをレッスンに持参した。
ただ、このリリアン、縁日用のおもちゃや駄菓子を扱う専門店で見つけたもので、12個単位での卸売り販売
個人でも購入可能だったので、せっかくだし、もしかしたらレッスンの仲間もやりたいかもしれないと、まさかの大人買いをしてしまった
レッスン当日、「そう言えばリリアンはどうした?」と先生に聞かれた。
流石に12個も買ったとは言えず、出すタイミングを見計らっていたのだ。
先生はヨーカドーで購入したおしゃれなリリアンセットを持参してくれた。シルバーのキラキラした糸やハート型のプラスチックの飾り付き。
「もちろん持ってきましたよ!でも絶対笑います」と、前振りをしてからキャリーバッグから12個のリリアンが貼り付いた台紙をだ出すと、期待通り先生大爆笑
リリアンと聞いて集まってきたみんなも、「懐かしい〜」と声を上げた
結局100円で販売することに。さすがにリベンジを果たすためとは言え、同じものを12個はいらないので
そして、先生が教えるよりも、かつてリリアンにハマったHさん、Mさんらが、早速編み始めたので、真似してやってみた。
要領はわかったが、裸眼では目が見えない!ピックで引っ掛けるのがスムーズにできないのだ
今のわたしには、手元がよく見える眼鏡を掛けなければ編めないことが判明
なんとも辛い現実
結局、自宅でゆっくりやることに。
仕上がったのがこちらです。
さて、これを何に使おうか?
Mさんからまち針のプレゼント
前回のレッスンで、この鈴付きのまち針を見て、みんなで大絶賛したんです。材料は全て100均で揃うという。絶対売れますよ!そしたら買います!!と宣言したら、わざわざみんなの分を作ってくれたんです。
ありがとうございます。なんだか使うのがもったいないくらいです。
蜘蛛の巣みたい
子供の頃は、こうして編み上がったものが下がってくることはなかった
感動です!!
先生が持ってきてくれたリリアンセットの解説はとてもわかりやすい
ランチはシンガポール料理のレストラン
京成佐倉駅
3月18日〜4月9日までの「桜に染まるまち 佐倉」キャンペーンでした
普段はこの通り