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昨日、振動が人体の構成単位の素粒子にまで遡り、影響を及ぼすという内容の本を紹介した。
私は香りと色がおなじような働きをしてると思っている。
今の私はジバンシーのウルトラマリンがお気に入り。もうひとつ気になる香水があるが、日本では見つからない香水だ。
以前勤めていた歯科医院の院長は、助手のKさんが治療中の歯が痛んだ時、手首の内側に小さな三角形のいろ紙を貼り付けた。実際痛みが消えたかどうかは微妙だったが。でも精神面で色に左右されることは確かだ。毎日何気なく選んで着る服も、ひそか主張するものがあるとおもう。
好きで毎日つけていた香水が、突然嫌いになることがある。わたしだけなのか?自分についた匂いで気持ちが悪くなり、頭がいたくなる。そんな時は石鹸で匂いを確実に抹消しないといけない。だからいまだに香水瓶を空にしたことがない。初めて香水に目覚めた時は、片っ端から試しに手首に吹き掛け、軽く手を振りトップノートの香りで善し悪しを決めていた。しかしこれが間違いの元だった。時間がたつにつれ、香りは変化する。初めの気に入った匂いが最後まで持続しないのだ。それに気付いてからは、試しにつけたら当日は買わないことにしている。どんな香りに豹変するか、じっくり見極めるためだ。
今日の帰りのイチ押しのメロディはサザンの”真夏の果実” 夏はサザンです
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fine ART photographer Masumi