2005年、パリ写真学校時代の話
水曜日の午後に、ミュゼ(Mussees)と言う授業科目があった。
担当のニコル先生が、パリで開催している写真展に生徒を連れて行き、特徴的な手法や写真家の背景などを説明してくれる、2番目に好きな授業だった。因みに1番は、fine artの授業。
たいてい、現地集合だった。
各々ランチを済ませ、メトロのホームで、友人と電車が来るのを待っていた時のこと。
スロベニア人のアイリスがホームに降りて来た。私たちのすぐ手前でしゃがみこみ、スーパーのレジ袋から取り出した飲み物を、ゴクゴク飲みはじめた。
ペットボトルのような容器に入っていたのだが、色がどす黒い赤紫でドロドロしていた
日本じゃ見ないジュースの色だった
「What are you drinking?」
と聞いたら、アイリスが絞り出すような声で一言
「Blood!」
衝撃の一言に、友人と叫びながら大爆笑
それ以来、友人と会うたびに、このエピソード思い出しては笑うことに!!
結局、なんのジュースかは謎のままだった
友人Akikoさんからいただいたこの紅茶淹れる度に、あの時のアイリスを思い出す。くすっと笑いながらね!!
こんな色だったんだもん!
紅茶の味は、酸味があってビタミンCがたくさん摂れそうな雰囲気です。この時期、乾燥で喉が痒くならないための予防になりそうです