記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

最後の朝

2008年10月16日 07時51分37秒 | Weblog
もう帰らなければならない。最後の朝は行きよりも重くなったスーツケースを引きずりメトロに乗った。ちいさな駅だとエスカレーターがないので重いスーツケースは辛い。しかし乗り遅れるわけにも行かないから最後の力を振り絞って階段を登る。普段使わない筋肉を使うからこの時点で汗びっしょり。手も真っ赤っか
シャルルドゴールエトワール(凱旋門)から空港行のエールフランスバスに乗る。片道14ユーロ。オペラからはロワシーバスが出ている。こちらのほうが多少安いが慣れているエールフランスバスで行く。こちらのバスの方がきれいだ。メトロで空港に向かったことは一度もない。危険だからだ。タクシーだと乗る場所にも寄るがだいたい40ユーロかかる。高すぎる。
無事に空港に着いた頃には朝日が眩しかった。
あいにく私の便、ロンドンヒースロー行き309便は遅れていた。チェックイン前に電光掲示版を見ているが一時間まえを過ぎても搭乗口が明示されない。このまま掲示版に出るのを待つのも不安になり、スーツケースを引きずりながら奥のカウンターに向かった。eチケットだったことをすっかり忘れていた奥に行くと英国航空のカウンターが出てきた。プリントアウトしたeチケットを見せるとカウンターの向かいにある機械でチケットを発行してくださいと言われた。海外で自分で発行するのは初めてだったが、すんなり自分の名前の書かれたチケットを手にすることが出来た。荷物を一刻も早く預けたい。だが便が遅れているせいでチェックインカウンターはざわついている。
今迄荷物が届かなかった事はないが、便が遅れたりすると不安になる。
結局パリの空港の免税店を楽しむ時間はなくなっていた。
約1時間半ほど遅れてパリを発った。ロンドンに到着間近、機内放送でNARITAという単語が耳に飛び込んだ。前後を全く聞いてないから、聞き間違いだろうと思ったらロンドン発成田行きが既に出てしまったというのだ。日本に向う方は新たにチケットを取る手続きをしてくださいというアナウンスだったのだ。困った事になった。ロンドンの英国航空のカウンタ-は大混雑。
無事帰れるかしら?
しかし数時間差で次の便が取れた。少し時間が空いたので免税店を探検!
この旅行最後の自分へのお土産はMACの口紅ここの口紅はなぜか甘い香りがするから好き。比較的お手頃だし、色のバリエも豊富!!
ああ、こんどは1ヶ月くらいパリに滞在したい



fine ART photographer Masumi
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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見惚れてしまいました (mienaihosi)
2008-10-17 09:03:17
光と影、モノクロの達人、
何気ないのに何かを感じさせる
私が気に入った写真です。

歌っているような、踊っているような
フランスをイメージできる1枚です。
返信する
MERCI! (mamitan)
2008-10-17 23:06:15
コメントありがとうございます。

ひとりで旅をするのはいいのですが、自分の写真がないのがさびしい。

だから必ず影を写すのです。

フランスを感じてもらえて嬉しいです
返信する

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